新ゴーマニズム宣言SPECIAL 台湾論 (小学館文庫)価格: 650円レビュー評価: 5.0 レビュー数:4 扱う歴史の事実についてや、本当に戦時中の台湾人は日本人に対して好意的だったのか?、感情的に入れ込み過ぎじゃないかと批判もされる。 ただ、この本の社会的意義は、今まで目を向けて来なかった(というよりも存在すら認識していなかった)台湾の歴史と日本の歴史との間にある言葉にしなければいけないものを形にしたことだと思う。 ある程度の影響力を持った筆者が、マンガという広く受け入れられ易い武器を用いて訴えた内容は、よく噛み締めるべきもの。 否定から始まるものは何もない。まずは読んで、そして考えて欲しい。人によっては受け入れがたいかもしれないけれど、オススメしたい一冊。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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ゴー宣・暫 2価格: 1,155円レビュー評価: 3.5 レビュー数:20 庶民の感覚の経済、という事を強調しているように思えますが、歴史問題とは違い、経済問題に関しては調査がおざなりな印象を受けます。グローバル化に対しては確かにナショナリズムは必要なのかも知れないですが、その切り口だけで経済問題・雇用問題を語るのには違和感。よろず評論家が経済の問題を語っても、いい事ないです。庶民の経済感覚が正しければ、恐慌になったり不況になったりしないんじゃないですか?
最後に一言、終身雇用の復活を謳っているみたいですが、寧ろ終身雇用の幻想を餌にパワーハラスメントをかます企業も存在します。これは僕の実感に過ぎないですが、歴史問題以外は、ちょっと調べれば矛 ...さらに詳しい情報はコチラ |
李登輝学校の教え (小学館文庫)価格: 500円レビュー評価: 5.0 レビュー数:11 元台湾総統にして、現在も各所で大きな影響力を誇っている巨人・李登輝氏
私は本書を全ての日本人に読んでいただきたいと思う
それほど彼の考え方は参考になるし、素晴らしいものである
本書を通して多くのことを学んだが、特に心に残ったのは氏が権力というものは”借り物”にすぎず、必要不可欠だがいつでも放棄できるという覚悟を持たなければならないということ
言ってしまえば簡単なことだが、一度権力を握った人間の執着とは凄まじいものであり、氏のように実際に行動に移すことは真に私心を捨て公徳心をもって事に当たっていなければできるものではな ...さらに詳しい情報はコチラ |
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差別論スペシャル―ゴーマニズム宣言 (幻冬舎文庫)価格: 560円レビュー評価: 4.5 レビュー数:19 作者が従来取り上げてきた「部落問題」、「自主規制」などの「差別問題」に関して纏めた集大成とも言える本。
まずは自身の子供の頃を振り返り、自身にも差別の心があった事を告白する出発点が好ましい。特に「Sくん」のエピソードは胸に迫るものがある。その体験の中で「差別意識=自身の優越感を得る手段」と喝破する展開は見事。それにしても、解放同盟の代表と直接会談するなどの勇気ある言論人がいるだろうか。それだけでも小林氏の言動は価値がある。「自主規制」別名「言葉狩り」の問題は、小林氏の職業に直接係るだけに熱が入る。「自主規制」という行為をする事自体が、「差別」の存在を明示しているとい ...さらに詳しい情報はコチラ |
新・ゴーマニズム宣言〈15〉中流絶滅価格: 1,260円レビュー評価: 4.0 レビュー数:24 歴史問題にはあれだけストイックに「一次資料を!」と叫ぶ小林よしのりであるが、こと経済問題に関しては、三流ゴシップ誌の見出しに自分の実感を付け加えたようなものでしかない。
中流は絶滅していない。低所得者が増えたのは、定年退職した人が増えた事と、非正規社員が増えた事が原因である。それを小林の言うような「日本的経営」や「経世済民」で救えるとも思えない。
経済理論を話したいなら、一次資料を出して欲しい。全く統計に基づいていない。小泉&竹中コンビに対しても、ムードに対するムードの批判が先行して、何故そういう主張になるかが全く不明である。あまりにも恣意 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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ゴー宣・暫 1価格: 1,155円レビュー評価: 5.0 レビュー数:23 戦争にもルールがあります。ジョネーブ条約などちゃんと戦争の仕方を約束しています。
そこには、非戦闘員への危害を禁じています。
原爆や都市への爆撃を行った、無差別大量殺戮者のトルーマンこそ、戦争犯罪人として絞首刑にすべきだと思います。
そのような国に無条件で追随するしかない今の日本は少し悲しく思えます。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
朝日新聞の正義―対論 戦後日本を惑わしたメディアの責任 (小学館文庫)価格: 520円レビュー評価: 4.5 レビュー数:29 ?「天下の朝日新聞」の偽善性、自虐的平和主義を糾弾する、ぬるま湯の中でふやけた脳みそに喝を入れてくれる1冊である。 ???毎朝宅配される新聞を読むという習慣が、知らぬ間に、新聞社の思想を自らの脳に刷り込む行為となってはいないだろうか。記事内容をそのまま事実として鵜呑みにしてはいないか。産経新聞のCMに「新聞を疑え」というコピーがあったが、問題は「疑いながらも信用している」点にあるのではないだろうか。 ???本書は戦前戦後を通じて少なからず日本人の信頼を得てきた朝日新聞社の、「従軍慰安婦問題」「南京大虐殺事件」報道のあり方に触れつつ、その「目的のためなら情報操作も厭わない、偏った ...さらに詳しい情報はコチラ |
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