上京ものがたり価格: 820円レビュー評価: 4.5 レビュー数:27 西原女史が上京して漫画家デビューするまでの実話?なのだろう。
なんとも言えないアンニュイで胸キュン(死語か?)な極貧生活、水商売生活を通じて人生の機微が見える。
笑って楽しむと言うより、言葉と絵を噛み砕きながら自分の青春と折り合わせて懐かしむと言う感じだ。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
ああ娘価格: 880円レビュー評価: 4.5 レビュー数:10 ああ息子、に続く作品。
読者からの投稿テキストと西原さんの絶妙なイラスト。
自分が娘を育てた、娘から育てられた経験が実に生き生きと綴られている。
そして、息子と違う「女」としての生態が赤裸々に爆笑とともに、そして懐かしく感じる。
子育ての楽しさ、子供に癒されている両親や爺婆の姿が目に見える。
そして感じるのである。あんなに可愛く天使だった我が娘は、どうして
今はこんなんだろうと(笑)
西原さんの描く自然の中にたたずむ子供は自分自身の子供時代にタイムトラベルさせてくれる。
泥んこ遊びし ...さらに詳しい情報はコチラ |
女の子ものがたり価格: 900円レビュー評価: 4.0 レビュー数:13 西原理恵子の作品はあまり知らずに読んでみたけれど、こんなに心がゆさぶられた作品はそうそうない。
子供に罪はなく、置かれた環境の中でなにを思いなにを感じて成長していったのか、その過程に心が痛い。
みんな一生懸命生きていて、それだけではどうしようもない現実もそこにある。
自分の一歩を踏み出した主人公(作者)をただただ応援したい。上京ものがたりもあわせて読みたい。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
できるかなクアトロ (SPA COMICS)価格: 1,000円レビュー評価: 4.5 レビュー数:15 西原姉さんの本は私にとって疲れたときの栄養剤的な本です
この本もヒジュラや発掘できるかなで散々笑わせてもらい
元気回復です
で内容もあらすじもわかっているのに本がボロボロになるまで
何回も読んでしまう麻薬のような魅力をもっていますね
相変わらずのはちゃめちゃぶりで
無頼派女流漫画家としてこの人の右に出るものはいないでしょう
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パーマネント野ばら価格: 1,000円レビュー評価: 4.5 レビュー数:25 30歳を手前にした私は、西原さんが言うように楽になれるのか心配だった。
「早く、こっちにおいでよ」と言う作品の中のおばちゃん(敬意を込めて)に
ものすごく優しさを感じた。
そして、本当に歳を重ねることは大丈夫なような気がした。
パーマをかけてカラフルな髪のおばちゃんたちの下世話で生活にあふれていて、
ダメな男にめっぽう弱いのにパワフル。
その全てに「それでいいんだよ」と言ってもらえたような気がして、
おいおい泣いてしまいました。
嘘つきの女の子をなんで責め ...さらに詳しい情報はコチラ |
恨ミシュラン (上) (朝日文庫)価格: 735円レビュー評価: 5.0 レビュー数:4 レストランのガイドブックといえば、予定調和的紹介が当たり前と思っていたら、神をも恐れぬコータリンと西原の毒舌はとどまることをしらぬ。あたかも、各店に個人的恨みでも抱いているのかと思わせる過激な内容で、よくも出版社も掲載された店舗からの批判を恐れずに、こんな本を出したものだと驚いてしまう。 私と西原理恵子(りえぞう)の初めての記念すべき出会いの一冊。 何も言わず、まあ一読を。 (そして今まで自分の舌で、感性でレストランを評価してきたのかを反省を!) ...さらに詳しい情報はコチラ |
できるかなV3 (SPA! comics)価格: 1,000円レビュー評価: 4.5 レビュー数:23 サイバラさんは大物です。できるかなシリーズは、真面目に生きている色んな人を罵倒し、笑い飛ばし、体当たりでぶつかっていくサイバラワールドの真髄ですが、特にこの巻は「脱税できるかな」「ホステスできるかな」とディープで凄いです。小林よしのりと対談させたいです。(怖いな?。それも)
貴方にはかないません・・。" ...さらに詳しい情報はコチラ |
恨ミシュラン (下) (朝日文庫)価格: 735円レビュー評価: 4.5 レビュー数:8 お風呂の中で何回読んでいるか…。
イイとされる店が心地イイとは限らない。
流行っている店がおいしいとは限らない。
昔、湯布院で有名な蕎麦屋に入った。
(今思えばなんで湯布院で蕎麦?)
食べ終わって、待てど暮らせど蕎麦湯が来ない。
店は繁盛して忙しそうだったが
「スイマセン、蕎麦湯をお願いします。」
店員「わかってます!」
隣で父の血管が切れる音がした。「ぶちっ」
わけのわからんパン屋や ...さらに詳しい情報はコチラ |
hon-nin vol.08価格: 950円レビュー評価: 4.5 レビュー数:3 叶恭子特集がつまらな?い。 辛酸なめ子のインタビューも普通に下手だし。どの話もどこかでは読んだことがあるし、写真の点数も多くないし
しかし、捨てページあれば拾いページあり。期待せずに読んだ(吉田豪によるホンニンより詳しいインタビュー)樹木希林が!!!
おもしろすぎました
この人どれだけへそまがりなんでしょうか・・
内田裕也なんかよりよっぽど化け物ですよ・・
淡々とはかれる毒の強さは衝撃。
一ページに一回はインタビュアーに「よく調べてきてる方 ...さらに詳しい情報はコチラ |
サイバラ式 (角川文庫)価格: 420円レビュー評価: 3.5 レビュー数:7 1995年に白夜書房から出た単行本の文庫化。
ギャンブルの師匠である山崎一夫との対話形式で、若き日々を回想する一冊。
エッセイがメインで、合間に漫画が挟まっている。
西原の故郷の高知の港町を舞台に、貧しさや人間関係の酷さが描かれている。いまとはまるで違う優しい絵柄で、可愛らしささえ感じられる。その絵で悲哀が語られているから、ほろりとさせられてしまう。
いまの西原の極悪さは周囲の悪環境に起因するものなのだと思った。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
鳥頭紀行ぜんぶ (朝日文庫)価格: 500円レビュー評価: 4.0 レビュー数:6 脂が乗りきっているころのサイバラの秀作。
ほとばしるエネルギー、悪意と愛情たっぷりのギャグ。いいぐあいに手を抜いているのがまた楽しい。
身内ネタが多いのが少し残念だが、それは差し引いても笑える。
文庫価格でこれがよめるのはうれしい。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
できるかなリターンズ (SPA! comics)価格: 1,000円レビュー評価: 4.5 レビュー数:9 西原理恵子の「できるかな」シリーズの一冊。 内容云々は特に書かなくても良いでしょう。いつもの通り体をはっています。 しかし、西原のマンガを文庫本にするのはちょっと無理がある気がします。小さめのコマの中に手書きのコメントがぎっしり詰まっているという彼女の作風では、単行本サイズでも文字小さくて読み辛いのです。文庫本では判読不能です。はっきり言って、虫眼鏡がないとキビシイ。 そんなわけで、これから買う人は文庫版は避けたほうが良いかも。内容は良いからオススメ出来ますが。 ...さらに詳しい情報はコチラ |