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冷食捜査官 1 (1) (モーニングKC)価格: 650円レビュー評価: 5.0 レビュー数:6 キャラクター制度をお作りになられたのは、それは神様ですけども、現役かつ実在という点において、このハードボイルドな一人称の物語を世紀をまたいで見事に演じてきた、たきた氏は本書において最高の評価と永遠の存在を得たといえるのではないでしょうか。
これからもどうかお元気で、さらなるご活躍を。
再会を心待ちにしております。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
とりから往復書簡 (1) (リュウコミックス) (リュウコミックス)価格: 980円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 これは楽しい本である。
私なんかはこの二人の作品だけは基本的に全部入手するように努めている(とり・みきについては青林堂の短編集を一冊持っていない)ので、まったく夢のカップリングであるといっていい。・・・カップリングじゃない、コラボか。
どちらか一人のファンでも楽しめると思う。
どちらのファンでなくても・・・・・・ギャグ漫画として楽しめる工夫は一杯ある。謎の男とか、唐沢なをきの女性アシスタント軍団とか。
第2巻ではプロレスになるらしいし(「本当は仲が悪いんだから。」「とり・みきに俺が引導を渡します ...さらに詳しい情報はコチラ |
ラスト・ブックマン価格: 1,470円レビュー評価: 5.0 レビュー数:4 傑作「DAI-HONYA」の続編。書籍が絶滅しかかっている時代の物語。もちろんSFであるが、現代のように電子媒体が普及すると、あながち空想とも言えないような気がする。紙媒体と電子媒体との違いがわかる世代が力を失ったら、この作品世界は現実味を帯びてくるだろう。
前作同様、ギャグの小技が冴えている。これに対してストーリーはやや大味で、とりわけクライマックスは感心できなかった。話の中核に非論理性が紛れ込むと、それまでの設定が台無しになると思う。
それでも、ギャグの謎解きのような奥深い佳品である。さりげなく挿入されたさまざまな仕掛けを堪能できる。但 ...さらに詳しい情報はコチラ |
ダイホンヤ価格: 1,575円レビュー評価: 5.0 レビュー数:3 ネット・リアル書店と分化し、今でこそ本をテーマとした作品は増えてきたが、92年という時代にとり・みきはいち早くこんな傑作を送り出しています!
「愛のさかあがり」(85年)もそうだが、この人は時代を見抜く力が優れていると実感。
若干マニアックなきらいはあるものの、とにかく楽しめる作品。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
時事ネタ価格: 1,100円レビュー評価: 4.5 レビュー数:2 私の好きな動物ネタが多かったので、たくさん笑えました。
作者は特に、ヘビとかオオトカゲとかの爬虫類系が好きな
ようにお見受けしました。
そういえば、タマちゃんの出没やエチゼンクラゲが異常発生
したのはあの頃だったっけと、読みながら当時を思い出したり
しました。当時、飼っていたペットのニシキヘビやオオトカゲが
逃げ出して、日本中大騒ぎになったことがありましたっけ。
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クレヨン王国いちご村 (講談社青い鳥文庫 (20‐3))価格: 609円レビュー評価: 4.5 レビュー数:4 クレヨンシリーズの初期作品は本当に秀逸です。 シリーズの中でも珍しい短編集ですが、どれも悲しかったりおかしかったり、悔しかったり!福永さんの力量が実に実に日本の誇る本当の児童文学者だと思いしらされます。 ちなみに..私はヘチマと男の子の友情話が大好きですし、ドングリに芽が生えて口がきけなくなった事に一緒にモノ凄く悔しい思いをした!読めばわかります。たくさんの子供達に読んで欲しい! ...さらに詳しい情報はコチラ |
エキサイトな事件価格: 987円レビュー評価: 4.5 レビュー数:2 とりみきの不思議SFギャグ最高!!シュールなオチはあいかわらずキレてるし、セリフがほとんどない絵で笑わせるやつも好きです。 おおひなたごうの脱力系ギャグもさすが!!サイトでは掲載されなかった単行本特典、eちゃんのプロフィールに爆笑!この人のちょっとひねった文章とかものすごくツボなんです。 ちょっと前の時事ネタを題材に描いている漫画なんだけど、ナツメロ聴いてるみたいにいろいろ思い出せて楽しかった。海外に住んでる同級生に1册プレゼントしたらすごく喜ばれました。 ふたりのギャグ作家の才能をあらためて感じた一冊。2005年版も買いたいな〜。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
遠くへいきたい (Volume 1)価格: 998円レビュー評価: 5.0 レビュー数:4 1巻と4巻のみ読んだ(2巻と3巻は未入手)。純粋視覚芸術である。これほどの量の作品を連作としてまとめ、しかも高い水準を維持しているのは尋常のことではない。見事な想像力で作り込んだ、現代サイレント・ムービーの最高傑作である。「考えオチ」というのは、このジャンルではむしろ非難めいたニュアンスを持った言葉であるが、おおらかに笑うことだけがギャグマンガではない。これほど純度の高い高品質の「考えオチ」を見せてもらったのは初めてである。もちろん彼独特の瞬間芸も多数楽しめる。9コマ完結なのでどこからでも読める。
田北鑑生氏を主人公として、とり・みきのキャラクターが総出演。彼の他の ...さらに詳しい情報はコチラ |
クレヨン王国の花ウサギ (講談社青い鳥文庫 (20‐2))価格: 609円レビュー評価: 5.0 レビュー数:3 皆さんも可愛い?ペット飼ってますよね? ここに登場する花ウサギのロペは作者の福永さんが実際に飼っていて作品の中で旅させようと思ったんですって..。福永さんは自然に対する知識が深く作品を読むと随所にそれがちりばめられており、とても魅力的です。決して楽しいだけに終わらない福永作品をみずみずしい感性を持つ子供達に是非読んでもらいたい。30も半ばの私ですが小学生の時リアルタイムに出会えた事に非常に感謝してます。子供の感性は大人の×100で一生モノ!限りなく良い作品に出会って欲しい! ...さらに詳しい情報はコチラ |
遠くへいきたい (Volume 2)価格: 998円レビュー評価: 4.5 レビュー数:2 淡々と続けられるロー・テンションの9コマ宇宙、その第2集である。 例によってSF風味が効いており、クールでドライ、そのぶんパンチが弱いところも、相変わらず。 第1集に比べると、UFOオチが激減し、かわって「重厚長大オチ」―とくに「長」―とでも呼べるタイプの作品が目に付く。 シュールとまでは行かない。理不尽というよりも、「理詰め」的だからだろう。 それでも、本書には、おやじホルンや、下駄履き東京タワーのような、ヌメッとしたケッサクが含まれている。 このヌメッとくるシュールさを、あまり増殖させすぎると、吾妻ひでおに近づいていく。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
遠くへいきたい〈volume5〉価格: 998円レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 パントマイムコメディの第5集。いわゆる無人島まんがの系列であり、まんがの基本であるのだが、それだけに作者の才能を問われる。その点、この作品は作者の天才を余すところなく見せつける、超絶的な水準であると思う。簡素でストイックな絵、すばらしいギャグセンス。この分野では前人未踏の傑作である。 ...さらに詳しい情報はコチラ |