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アタゴオルは猫の森 1 (1) (MFコミックス)価格: 540円レビュー評価: 5.0 レビュー数:4 物語の最後を一枚絵で飾る『アタゴオル』は、時に意外で笑いたくなる展開や、しみじみした感覚、ハッとさせられるような展開で終わります。そして何よりも、毎回の見開きに見る展開がとても綺麗です。月祭りの見開きには思わず「オオッ!」と驚嘆できます。
そしてこの1巻ではヒデヨシに次ぐ生命力の持ち主、鳥霧山のギルバルスが大活躍!
妖術に長けたギルバルスのかっこいいシーンが何度もあります。
彼のファンは必見です。
ちょっとわくわくしたい時、読みたくなる一冊です。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
アタゴオルは猫の森 2 (2) (MFコミックス)価格: 540円レビュー評価: 4.0 レビュー数:2 (1)に続く、2000年夏〜2001年初めに発表された8篇。 持ち主を選ぶという伝説の傘「雨ノ尾ッポ」、ヒデヨシの記憶を凍らせた氷山から作る「胸鳴胸泣かき氷」など、避暑に行きたくなる物語。 そして、そして。なんと、あのヒデヨシが鬱に!! もちろん、その他の秋〜冬の物語もステキです。 物語中に時折挿入される、現代文化への警鐘も見逃さないようにしてくださいね。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
アタゴオルは猫の森 10 (10) (MFコミックス)価格: 540円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 お勧めの物語は『胸底挽歌』と『バルボル』。主人公のヒデヨシが周囲に堂思われているのかわかります。それは、どんなに嫌いな相手だと思っていても、常に身近に居ることを自分で許しているなら……と、考えることができます。
『バルボル』では、久方ぶりにギルバルスが登場。ヒデヨシの常套手段「眠り花粉」も健在です。バルボルに関する巻末の「余波」も読むことをお勧めします。
笛を吹きながら登場するギルバルスの姿は、ファン必見です! ...さらに詳しい情報はコチラ |
アタゴオルは猫の森 3 (3) (MFコミックス)価格: 540円レビュー評価: 4.0 レビュー数:2 (2)に続く2001年春〜末の8篇。 この巻から「『ジャリア』という作品の、主役をやっていた時王くん」(作者解説)が登場する。時王くんは「鉱物小僧」(ヒデヨシ)で、鉱物を操り火山の噴火を止めたり、家を作ったり…… ヒデ丸「昔から最低だったんですねぇ」--ヒデヨシ「記憶にございません」 ヒデヨシ「テレるってなんだ?」--テンプラ「おまえには一生関係ないことだよ」 ヒデヨシ「泥棒猫ども 銭はらえっ」 などの、爆笑会話も必見。 もちろん、文明批判も、しっかり見てくださいね。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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銀河鉄道の夜 (扶桑社文庫)価格: 550円レビュー評価: 5.0 レビュー数:4 猫のジョバンニとカムパネラが、お母様にお乳を届ける話、今まで見てきたような話を昔から、良く聞いたものだ。その話を、奇才ますむら・ひろしが、ヒッピー詩人・天沢退二郎の支援を受けて描銀河鉄道漫画版。 いやあ、面白かった。最終形と初期形の二本立てになっているところがミソミソドミソ。大昔、岩手に行ったとき、遠野地方で鷺と鴨が煎餅になったものを食べさしてもらった事がある。犬のおまわりさんから。この漫画を読んで、そのときのことを昨日のように思い出した。
閑話休題、「ハレルヤ」コーラスが聞こえてくる場面、猫さんが大勢登場して「はれるやあ」と歌い狂うあの場面、思わずおもらししちゃいました。「 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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アタゴオルは猫の森 4 (4) (MFコミックス)価格: 540円レビュー評価: 4.5 レビュー数:2 かつて、これほどまでに次巻を読みたくなって買いに走った漫画本はあっただろうか……そう思わせるほど、この4巻には惹きつける力があります。冒頭の『銀宮ノ笛』の意外な観点と解釈、そして意外な理由によるギルバルスの登場。騒々しい雑音からスッと引いていく爽快感があります。
そして後半の『テルウテ』は……眼帯猫人のファンの方は、5巻とあわせて読むことをオススメします。絶対鉱物ならぬ、絶対に続きが気になる一冊です。 ...さらに詳しい情報はコチラ |