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原寸大漫画館 水木しげる (原寸大漫画館) (原寸大漫画館)価格: 3,360円レビュー評価: 3.5 レビュー数:2 とにかく大きな漫画です。
B4サイズというと縦は36.6cmとなり、これは水木しげる作品で通常手に入る文庫サイズ(縦14.8cm)の2.5倍近い大きさということなんですが・・・手に取ると想像以上の大きさ。版が大きいので、水木しげるにしては白い部分が目立つ。(笑)
印刷もかなり奇麗。細かいところまで見ることができて楽しいです。
収録作品は以下の通り。
これは人により好みの分かれるところですが、スタンダードな選択ではないし、通好みの選択でもない気がする・・・。この本に難点があるとしたら、ここでしょう・・・。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
図説 日本妖怪大全 (講談社プラスアルファ文庫)価格: 1,365円レビュー評価: 4.5 レビュー数:9 妖怪といえば水木さんである。
もうご本人自体が既に妖怪化している。
その水木さんの代表作といってよいのが本書であろう。
1991年に単行本として発行されているが、僕が持っているのは文庫版。
以前書店で単行本を見かけたことがあったが、買っておけばよかったと今でも後悔している。
結構大判のしっかりした装丁だった記憶があるが・・・。
内容はひとことで言えば妖怪事典。
425の妖怪たちが、見事なタッチで描かれている。
小豆洗い、油すまし、あかなめ、一本ダタラ、鎌鼬(かまいたち)、座敷童子(ざしきわらし)、 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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のんのんばあとオレ (講談社漫画文庫)価格: 683円レビュー評価: 5.0 レビュー数:10 幼い頃に聞いた怪談話。
想像していたあの世のこと、幽霊のこと。
私が育った時代とはだいぶ様子が違うのだが、
どこか懐かしい気持ちを共有できる。
現代と比べると、非常に生きる努力が必要とされると感じた。
幼い友人ははしかで亡くなり、
ガキ大将は大阪へ丁稚奉公へ出される。
ガールフレンドは神戸へ売られてしまう。
そんな生活のはしばしで、妖怪との交流が生まれている。
妖怪が「オカルト」と横文字で語られてしまうとずいぶん味気ない。
科学的な側面からでしか ...さらに詳しい情報はコチラ |
水木しげる妖怪大百科価格: 1,050円レビュー評価: 4.5 レビュー数:4 妖怪の絵って「どうだ怖いだろうー」とか「うえ気持ちワルーぞっとするぜ」という絵師さんの気持ちが伝わってきちゃうものもあるのですが、水木さんの絵は違います。愛を感じます。なんだろう・・・純粋で子供みたいな気持ち。もっと知りたい。すごいや!みたいな。
とにかく眺めていてためになるだけでなく良い気分になる本。お子様にお勧めです。大人も半分信じて同調してあげましょうね。楽しいはずです。一緒に本を見ながら絵を描くのも楽しそう。いろんな色で塗り絵したりしてね。
大人の人が買うのでしたら日本妖怪大辞典{画、水木しげる。編著、村上健司}*角川書店の方が実用的かもしれないのですが・・・ ...さらに詳しい情報はコチラ |
怪奇猫娘価格: 1,995円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 水木しげる貸本マンガ復刻第三弾。B6版ハードカバー。このずっしりした手応え、たまりません。当時は東真一郎名義。
初期作品だけに、まず描線が違う。背景から輪郭線のはっきりした普通のマンガ風。後の水木作品に特徴的な独特の間も、まだみられない。
ストーリーは、怪奇物と言うよりは不条理悲劇。一般人から理不尽にいじめ抜かれるねこ娘が悲しい。後の「鬼太郎夜話」の寝子ちゃんのくだりで「わたしはそれを我慢できない」という名台詞は、ここですでに誕生している。
レトロ貸本まんがファンと水木ファンなら、絶対に入手しておきたい。インターネットと通販網のおかげで、こうして地 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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不死鳥を飼う男,猫又―水木しげる怪奇貸本名作選 (HMB M 6-1)価格: 880円レビュー評価: 5.0 レビュー数:4 水木しげるの昭和30年代の貸本マンガのレア度の高い怪奇名作選である。文庫本1冊に全12話を収録。500ページ。かなり読みでがある。尋常でないオーラをただよわせている。
同時発売の恐怖篇『墓をほる男,手袋の怪』が決して見劣りするわけではない。しかし、個々の作品が変化に富んでいて、インパクトがあり、作者が遺憾なく本領を発揮しているのは、本書のほうではないか。きっと、水木しげるの画力と奇想が、ユーモアと思想が、したたかに読者の心を鷲づかみにするだろう。
とにかく、根っからの信奉者のみならず、水木ワールド入門者のファーストチョイスとしてもお勧 ...さらに詳しい情報はコチラ |