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天才柳沢教授の生活 (12) (講談社漫画文庫)価格: 683円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 文庫版では10、11と長3冊に渡ってきた長編「昭和20年編」がついに完結です。 今まで教授は「一番面白いのは人間の心」と言い続けてきました。 この話はまさに彼の原点です。 小さい頃無機的なものにしか心を開かなかった彼が父親の存在で人間への興味を抱きました。 しかし「研究」という名目で割り切っていました。 終戦後の日本である昭和20年、戦災孤児達の教師をしながら彼は単純ながらも一つの仮説を見いだします。 「人間が人間に興味を抱くのは、ただ人間が好きだからだ」と。 そして生涯かけて「人間の研究」をしていく。 これ以上のヒューマンがあるでしょうか。...さらに詳しい情報はコチラ |
天才柳沢教授の生活 (9) (講談社漫画文庫)価格: 683円レビュー評価: 5.0 レビュー数:4 このマンガは、読みい終わった後、清清しい
一輪の風が心をなでてくれる、そんな読後感を与えてくれます。
主人公は大学の経済学部教授。夜9時には絶対に寝る。
たとえ路上であっても。そんな律儀な教授だけど、
どんな人とも、まっすぐに向き合います。
決して目を逸らさないでその人を見つめます。
その視線のまっすぐさに心に後ろめたいことがある人は
逃げます。でも教授の視線には愛情があります。
それに気付いて教授に戻ってきます。そして何かを悟るんですね。
教授は何も言わない。でも人の心に清清しい風を ...さらに詳しい情報はコチラ |
寿町美女御殿 1 (1) (クイーンズコミックス)価格: 580円レビュー評価: 5.0 レビュー数:4 高校時代からファンである山下和美ワールドはやっぱり期待通りです!
あと一年もたたないと3巻が読めないなんて悲しいくらいです。
102歳のエリザベスのパワフルなことといったら・・・・。
毎日1000万円ずつ使っても100年かかるという財産を「一番素敵な恋をした人」に
全部あげるとエリザベスが言ったことから、早乙女家の嫁たちや孫、下宿人たちを
中心に様々な物語が展開されます。
柳沢教授をゴージャスにして、わがままにして、強引にしたらエリザベスになるのかしら?
とにかく面白くて、今後のス ...さらに詳しい情報はコチラ |
天才柳沢教授の生活 (10) (講談社漫画文庫)価格: 683円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 昭和20年代・子供たちへの教育に挑戦する若き日の柳沢教授の姿が描かれる。誰に対しても偏見を抱くことなく、人間同士として接する後年の柳沢教授の人間に対する目はこの時代に培われたのではないだろうか。そして、つまらない子供のように思われていた知念少年と軍国主義にそまり、頑なで偏見にとらわれた人物のように見えていた倉田先生の知念少年に対するコメントに、私自身が偏見にとらわれていたことに気づかされた。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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天才柳沢教授の生活 (2) (講談社漫画文庫)価格: 683円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 Y大学経済学教授の日常生活。柳沢教授は文庫版一巻同様、マイペースで真面目可笑しいです。二巻でもいろいろな出会いがありますがなかでも印象的なのは子猫のタマの登場。それにしても老いから若きまで教授をめぐる人間模様は広くて深い。ヒトへの飽くなき探究心とあくまでマイペースであることがあの人間関係の秘訣なんでしょうね。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
天才柳沢教授の生活 (22) (モーニングKC (1270))価格: 490円レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 終戦直後の教授の大学生時代のエピソードもいよいよクライマックス!現在の柳沢教授こと柳沢良則にひそかな思いを寄せる町子さんだが、そこに良則の婚約者の鷲田正子が現れる。1巻からずっと読み続けている人は結末を予想できるが、それでもこの恋の結末は? 初めてお読みになる方は、このエピソードはずっと続きものなので19巻からお読みになることをお勧めします。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
天才柳沢教授の生活 (24) (モーニングKC (1276))価格: 490円レビュー評価: 4.5 レビュー数:10 昭和20年編は「成長」の物語です。子供も大人も自分達で自分達の生き方を必死に紡ぎ出していきます。戦後の再出発という「国」の物語ではなく、自分達の行く道を大人も子供も考えていかねばならない「人」の物語なのです。当時、高校生だった私は生きることに対して余りにも無関心でいたことに気付かされました。色々な人々の「成長」をこの漫画は見せてくれます。「成長する」ってどういうことだろうと考えるきっかけがこの昭和20年編には溢れています。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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天才柳沢教授の生活 (20) (モーニングKC (1263))価格: 490円レビュー評価: 4.0 レビュー数:1 第19巻から続く、『昭和20年編』。まだ大学生の、若き柳沢良則の活躍を描く。 終戦直後、奇妙な屋敷を、GHQの接収から逃れさせるため、学校にすることにし、戦災孤児を集め、柳沢が先生をすることになった。 GHQからの査察をかわしながら、柳沢流の教育が進んでいく。 柳沢ももちろんだが、脇を固めるキャラクターたちが、個性的でおもしろい。 ...さらに詳しい情報はコチラ |