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団地ともお 12 (12) (ビッグコミックス)価格: 540円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 既刊も含め、作者のセンスが光る話が多い「団地ともお」ですが、今回、私が感心したのは「17話 ラムネのビンは?」です。
このお話、回想シーンがほとんどなんですけど、登場人物が実に生き生きと描かれています。そう、今は亡きゆりちゃんも含めて・・・(既刊参照)。
「ラムネのビンが巡り巡って戻ってきた」というシュールな話をさりげなく、味わい深い話に仕立てる構成力、やっぱり、この作者ただものではありません。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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そっと好かれる (F×COMICS)価格: 1,000円レビュー評価: 5.0 レビュー数:3 2002年に出された小田扉短編集。「子供で雪の子」「マシンガンでぶっ放せ」は団地ともおに通ずるところがあって思わずニヤッとしてしまいます。「革むくじゃら」「放送塔」は団地ともおの内容に少し飽きてしまった読者の人に是非見て欲しい作品です。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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団地ともお 2 (2) (ビッグコミックス)価格: 530円レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 小学4年生の日常を中心に話が展開しているのだけれど、ほのぼのとした温かい話だけではない。子供なりに葛藤があったよな、ということも思い出させてくれる。 そして周りの一見どこにでもいるような大人たちが魅力的だ。特に2巻の第1話で中心となる樫野さんは強烈だ。 連載で毎回読んでいるはずなのに記憶にのこっていなかったり、よく見ると作者はこんな細かいところまで描いていたのか、と気付いたり新たな発見がある。手に入れて良かったと思える一冊だ。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
団地ともお(1) ビッグコミックス価格: 530円レビュー評価: 4.5 レビュー数:10 団地に住む小学生ともお。
父ちゃんは単身赴任。母ちゃんと中学生の姉ちゃんと楽しく暮らしてる。
しょうもな? やめとけよ?ということをともおは見事にやってくれます。
くだらなくて面白い! あれ? でもまてよ、自分が小学生の頃同じ事してたなぁ。
懐かしネタというよりあるあるネタ(過去形)に出会える漫画です。
ともおのお姉ちゃんがまたクールでいいキャラ。
冷静な目で弟を観察。適確なコメントするもんだからともおの馬鹿っぷりが更に際立つ! ...さらに詳しい情報はコチラ |
団地ともお 6 (6) (ビッグコミックス)価格: 530円レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 6巻は、今までで一番面白かった。どんどん面白くなっていってるので、1巻を読んだだけで「イマイチ」と思ってやめてしまった人は損だと思う。
ギャグ漫画でありながら、時折しんみりさせたり風刺的な場面があるのも魅力。
よく見ないとわからない小ネタも多くて、「伝染るんです」みたいな漫画が好きだった人は絶対気に入るはず! ...さらに詳しい情報はコチラ |
団地ともお 3 (3) (ビッグコミックス)価格: 530円レビュー評価: 5.0 レビュー数:3 私は文章が苦手なのですが、この作品は
レビューが書きたくなる作品ですね。
ちょっとした笑い、ちょっとした感動、ちょっとした癒やし
がこの漫画にはあると思います。
それとオチが独特で、なんとも
映画っぽい感じがするのは僕だ
けでしょうか?
ちょっとでも興味があるなら是非読んでみて下さい ...さらに詳しい情報はコチラ |
団地ともお 5 (5) (ビッグコミックス)価格: 530円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 このマンガが凄いのは子供達はもちろん大人達も未熟なものとして描かれている所だと思う。ともおも吉本も根津もお母さんも、おじいちゃんも、担任の先生も、強面の島田さんもみんな悩みを抱えていて迷っている。その多くは他人から見ればどうでもいいことで、(それがこのマンガの笑いどころになっているのだが)本人達はいたって本気で悩んでいる。 いつまで悩み続けるのか? その一つの答えを示しているのがこの巻に収録されている「以下の問題に答えなよともお」の回だと思う。担任の先生の先生が亡くなる話。こういった話をいつものテンションで浮かせずに描ききる小田扉の才能に脱帽する。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
団地ともお 10 (10) (ビッグコミックス)価格: 530円レビュー評価: 3.5 レビュー数:3 彼の作品は、初期の短編集の頃からずっと読んできたが、
全ての作品になにか、一貫した小田扉という人間の、
独特の雰囲気ないし空気を感じる。
今回の10巻も、一巻から積み重ねてきた、団地の人々の様々な交流、
彼なりの匠な表現が、所々に行き渡っていて面白かった。
絵柄やコマ割りが巻を追うごとに洗練されつつも、
スポーツ大佐などが出てくる、
どこかモサモサとした作者の不思議な人間臭さ、
やはり、読み続けて行きたいという気にさせられる、
素晴らしい作品の数々だった。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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