鬼頭莫宏 漫画全集           

  
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ぼくらの 10 (10) (IKKI COMIX)
価格: 590円
レビュー評価:4.5 レビュー数:3
二人の旅を軸に、残された家族のその後、この漫画のタイトル、「ぼくらの」についても触れています。

ごく個人的な見所としては、表情の引き出しが増えたウシロ、ツバサとナギのシーン、見開きのページのマチ(不覚にもどきっとした)などが上げられます。

あと、一番最後の彼女ですが、多分今までの彼女とは違う、元通りの世界の彼女ですよね…。

唐突だとは思いませんが、やはり切なくて仕方ありません…。
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ぼくらの 9 (9) (IKKI COMIX)
価格: 590円
レビュー評価:4.5 レビュー数:10
「ぼくらの」の物語もいよいよラストに近づいてきました。
残っているメンバーは宇白可奈・宇白順・町洋子・田中一尉の4人です。自分はアニメを見てからこの漫画を知ったので原作のストーリーを知った時には驚きました。なぜ原作とアニメでこうまで話が違うのでしょうか?
前作では長い死闘の末、関一尉の協力(犠牲)で寛治は敵に勝利することができた。
今回のパイロットは表紙にも書いてある通り可奈です。アニメにはない可奈の戦いが今ここに!!
気になった人は是非買って読んでみてください。なおこの「ぼくらの」は好き嫌いが結構分かれるマンガらしいので買う時には気をつけてく
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なるたる―骸なる星珠たる子 (6) (アフタヌーンKC (254))
価格: 530円
レビュー評価:5.0 レビュー数:4
小学校高学年程度の女の子社会における、いじめといじめられっ子の報復の物語。「後がない」と思い込んだ少女の幼さ、あくまでそれに無関心だった大人たちから、我々の世界でも繰り広げられるかなしい事件について、深く深く考えさせられる。たとえば、本書話中におけるいじめっ子リーダーの日常生活の倒錯、その性格破綻性ばかりがいじめの最たる原因だと考えるのは、早計もはなはだしい――と、著者のあとがきは語りかけているようにも思える。いじめられっ子の手にしたものは「なんだってできる」究極兵器。その後、むごたらしい殺戮描写、しかしなぜか、けしからんと思うことができない……。数々の「ひっかかり」を与え、現実社会における
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なるたる 12 (12) (アフタヌーンKC)
価格: 550円
レビュー評価:3.5 レビュー数:14
この作品の評価は非常に難しい。
最終回が謎賭けみたいになってるから。
人によって良い方悪い方にとらえるかと思います。

良い悪いは千差万別なのであえて好きなところ嫌いなところを
挙げると(注:ネタばれあります。)
好きだったところ:鬼頭先生の描くキャラは魅力的でヴィジュアル的にかわいい。
絵がシンプルに見えてこっており、竜の子のデザインもかっこ良かったです。

嫌いなところ:性描写と竜の子のリンク者がキツイ死に方をしているところ
(グロ系を好む方は大丈夫かと思いますが)また
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なるたる 11 (11) (アフタヌーンKC)
価格: 550円
レビュー評価:5.0 レビュー数:4
前巻の終わり方、今巻の表紙から誰もがシイナは死に、乙姫と化したと想像する事でしょう。バレになるので詳細は伏せますが、取り敢えずシイナは存命。そして須藤、涅が遂に動き出します。
人々の前に姿を現した竜や乙姫達。飛び交う核。物語が救いの無い終焉に向かうのが推測出来る半面、鬼頭先生がどうやって最終話を纏めるのか期待と不安が大きくなる巻です。
細かい話では、結局何も為し得なかった宮子、思わぬ形で再登場する明の母、本木航空、復讐を果たした鶴丸。此の辺りが見所でしょうか。シイナの友人や鶴丸の友人(?)等、人間味に溢れる登場人物に魅力を感じ、同情する機会が多い巻かもしれません。"心温まる良い話
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なるたる―骸なる星珠たる子 (7) (アフタヌーンKC (266))
価格: 530円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
この巻から第二部です。シイナは中学生になります。
前巻での貝塚の死によりシイナは劇的に変化し、彼女の無念を晴らすかのように万朶学園に入学。小沢、高野との新たな形での出逢い。お互いの存在を明確に認識し始めた鶴丸と須藤。宮子と須藤の接触…
以降の展開への布石となるような事態が次々と起こり、崩壊へ向かう展開の足掛かり的な内容の巻であると言えます。
須藤の紛う事無き"正論"、小沢の母親、のり夫の生活、と考えさせられる事が多いです。相変わらず。
須藤の理論は恐ろしい程の危険思想では有りますが残念ながら反論の余地は皆無。前提とする道徳的概念が欠落しているとは言え、やはり"正論"で
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なるたる 10 (10) (アフタヌーンKC)
価格: 550円
レビュー評価:4.0 レビュー数:4
まさか・・・という感じですか。
なるたるは偶数巻に悲惨、残酷な描写が描かれているようですね。

それにしてもこの巻から物語の展開が一気に加速したように思います。
よんでいて「えっ!!?」となるところが多々あったり。
個人的にこの巻はなるたる中最欝の巻だと思います。
ここから最終巻にかけて、欝展開がこれでもかと続きます。

それにしても・・・漫画のキャラだというのにこんなに欝になるとは思いませんでした。
やっぱり自分の周囲の人が死ぬというのは、かなり心にきますね。
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なるたる―骸なる星珠たる子 (9) (アフタヌーンKC (301))
価格: 540円
レビュー評価:4.5 レビュー数:2
この巻の主役は父。またもや番外編的な内容になります。
身内視点ではない、更には外国での竜の出現は、事象がごく身近でのみ起こっているのではなく、全世界的に起きている問題であると認識させてくれます。
内容としては珍しく救いの有る、良い話です。今までの話の救いの無さに辟易していた方にもお勧めです。
後半部分には相変わらずの暗い話が見え隠れしますが…
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なるたる―骸なる星珠たる子 (4) (アフタヌーンKC (229))
価格: 530円
レビュー評価:5.0 レビュー数:1
第4巻です。遂にシイナと対を為すキーパーソン・涅見子が登場します。
ですが小沢さとみ(=アマポーラ)、高野文吾(=ハイヌウェレ)と自衛隊の戦闘がこの巻のメインとなります。
竜の子と其れにリンクした子供達の様子から竜の子の能力、リンクする仕組みが前巻までとは比べ物にならない程分かります。想像以上に悲惨です。竜の子の圧倒的な力による虐殺模様も凄惨です。血が一滴も描写されないにも関わらず此れ程の凄惨な模様を表現出来る鬼頭氏の発想と表現力に脱帽です。
私は詳しく無いのでよく分かりませんがヘリやミサイルはリアルに、詳細に描かれています。軍事物が好きな方も楽しめるのではないでしょうか。
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なるたる―骸なる星珠たる子 (5) (アフタヌーンKC (242))
価格: 530円
レビュー評価:5.0 レビュー数:2
ストーリー進行は一旦停止。この5巻の前半は小沢、高野やシイナ、明、更には須藤の日常、後半はやや番外編的な内容になります。
その番外編の概要は、表紙の見慣れない女性・江角ジュンを中心とする哀しいストーリーです。予想を裏切る展開、念土(竜の子=竜骸)そして竜の謎が大幅に解明されます。今後の展開をより深く理解する為にも必見です。
それにしても前半部の涅見子の台詞には考えさせられます。フィクションの作品では無意識に目を背けがちな点を見事に衝いてきました。やはり鬼頭先生は凄い…
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なるたる―骸なる星珠たる子 (8) (アフタヌーンKC (283))
価格: 530円
レビュー評価:4.5 レビュー数:3
突然「竜」についての考察が始まる。

そこから「命」とは何かという
作者の追及したいテーマが提示される。

有機体は作れても「命」は作られない。
では、一体「命」とは何か?
そのテーマを
この作者は、ずっと追い求める。

「命」の入れ物としての身体。
その身体は、他者に、あっという間に破壊されてしまう
非常に脆いもの。

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