アオイホノオ 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)価格: 540円レビュー評価: 4.5 レビュー数:17 わたしは、藤子不二雄A「まんが道」みたいに、漫画家が自分の漫画書きとしてのルーツを描いた漫画が好きなので、その系列にあたるこの漫画を読んでみました。
島本和彦さんの漫画はほとんど読んだことがありませんでした。名前と「炎の転校生」という代表作があることくらいしか知りません。
ときは1980年。大作家芸術大学映像計画学科1年生の焔燃(ほのお・もゆる)君が主人公です。まあ、島本さん自身が投影されている主人公だとは思いますが。
1巻では、誰もが経験しているはずの、若気の至り、若さゆえの傲慢、勢い、がこれでもかと描かれて、面 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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逆境ナイン (1) (サンデーGXコミックス)価格: 560円レビュー評価: 5.0 レビュー数:6 個人的には「これはまた珍妙なものを発掘してしまった」という感じだろうか。
決して悪い意味で言っているわけではない。私は屈指の漫画読みではないが、私以上に読み込んでいる人間であるならば、狡猾にギャグ漫画を構築していることに戦慄すら覚えるだろう。
野球漫画をベースにし、バトル漫画によくありがちなインフレバトル的な展開を批評するかのようにギャグの素材にしてしまい、そのくせ同じ旋律で青春ドラマを奏でる荒業。
凄まじい……。何だ、この才能は。何だ、この知性は。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
アレン・アイバーソン自伝―もうなにも恐れない価格: 1,680円レビュー評価: 4.0 レビュー数:1 身長183cm、体重75kgと平均身長2m以上のNBAでは一番小さな部類に属しながら既に「史上最低身長の」ドラフト1位指名選手・新人王・得点王(4回)・スティール王(3回)・シーズンMVPを獲得し、さらに2000-2001シーズンにはチームをNBAファイナルまで導いたアレン・アイバーソンの足跡を記した「闘いの記録」。日本版のタイトルでは「自伝」と書かれているが、原著は本人ではないようだ。内容もそれほど緻密なものではなく、「DUNK SHOOT」誌を毎月購読している自分にはそれほど真新しい情報はなかったが、母アン・アイバーソンは15歳で独身のまま彼を産み、下水の臭いのするあばら家で育った幼少 ...さらに詳しい情報はコチラ |
逆境ナイン (3) (サンデーGXコミックス)価格: 560円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 誰もが描く、理想の自分。 しばしば反する、現実の自分。 失って、勇気が出なくて、傷ついて、 間違えて、恐れて、疑って、 人は隙間を埋めようと、惑い迷いて、日々を行く。 不屈闘志もその一人。 だが違う。 不屈闘志は燃えている。 ヤツはメラメラ燃えている。 本気の炎が引火する! お前の心も燃え上がる。 力一杯思い込み、行けるトコまで突っ走れ! 行けるトコまで行ったなら、天に向かって雄叫びだ! ”うおおおぉおおおおおおオおおおおおおおおおォオおおおおおおおおおおおおォォおおおおおおおおおおおおおおおおおぉおおおおおおおおおおお ...さらに詳しい情報はコチラ |
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逆境ナイン (6) (サンデーGXコミックス)価格: 560円レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 当たり前の話だが、今時の漫画ではない。 主人公を筆頭に胡散臭さと暑苦しさをかねそろえた登場人物たち。 ヒロインらしきキャラクターもいるにはいるが、主張は控えめである。 絵も荒っぽいし、展開が強引な箇所も少なくない。 だが、だったらこれはなんだろう。 読んでいる時、そして読後にあふれてくるこの感情はなんだろう。 かつて確かに自分の中にあったが、年を重ねるごとに忘れてきた感情。 例えばそれは情熱であったり自信であるかもしれない。 本書は野球漫画ではない。野球漫画のなりをした教科書である。 しかし、決して万人向けではない。 肌に合わなけれ ...さらに詳しい情報はコチラ |
逆境ナイン (4) (サンデーGXコミックス)価格: 560円レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 廃部を言い渡された野球部のキャプテンが、数々の「逆境」を 友情・恋・根性(ここまでは普通の青春漫画だ)、そして思い こみと舌先三寸と勢いで乗り越えていく熱血漫画。 この巻は最初から最後まで神懸かり的なテンションで物語が進む。 ・はっきりいって歴史に残る! ・男の魂充電完了! ・そう、やる気のパルスを共振させればよいのだ!! ・無理が通れば道理は引っ込む! ・自分のワクをこえようとしないやつに勝利はあるか? 成長はあるか?新たな目標はできるか?できるわけがない!! 客観的に見れば明らかに屁理屈、筋の通らないセリフなんだが、 それがま ...さらに詳しい情報はコチラ |
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アニメ店長 3 (3) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス) (IDコミックス ZERO-SUMコミックス)価格: 580円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 娯楽性とテーマ性の両立で定評ある島本作品だが、アニメグッズショップの販促誌の少ページ連載であっても、その高いレベルが維持されていることは瞠目に値する。私はアニメやマンガに興味の薄い人種だが、こういう人を抜擢した企業には、功利を超えた「公益」の姿勢が感じられ、悪い印象は持てない。
今や海外の若者が日本語を学ぼうとするきっかけはマンガ・アニメであり、世界に発信する日本文化の中核を担っているといっても過言ではないのに、日本はカンの悪い国(政府)で、いまだに国立のマンガ図書館もなければアニメミュージアムもないありさまだ。
これは中国が国策として世界各国に孔子学院を進出さ ...さらに詳しい情報はコチラ |