つげ義春 漫画全集           

  
つげ義春のお勧めの商品をご紹介しています。






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世界最大の通販サイト「Amazon」と提携して、評価の高い厳選した商品をご紹介しています。

ねじ式 (小学館文庫)
価格: 610円
レビュー評価:5.0 レビュー数:11

お座敷の開かれた障子の向こうに軍艦が
浮かんでるシーン、金太郎飴ポキッ、
目医者の看板。ねじ式だけが特殊マンガで、
つげのメインは矢張り、温泉ひとり旅行物ですね。

私小説マンガの巣窟・ガロが廃刊になって20年。
今残っているのは、テレビの人気物・蛭子能収くらいすか。

つげワールドはつまり昭和ワールドなんすよね。
木造長屋マンガ。人情とか同情とか。
ノスタルジーじゃないです。希望とかもないです。
あるのは、陰鬱という名の安心感。
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ねじ式,夜が掴む (ちくま文庫 つ 14-1 つげ義春コレクション)
価格: 798円
レビュー評価:4.5 レビュー数:2
まず最初にひと言。絵の粗いストーリー漫画を別にして漫画を真に読み込もうと思う場合、文庫判はダメ。精緻に書き込まれていることの多いつげの作品なんかはとくにそう。個人的には青林堂版を買って欲しい。
筑摩は昔からインテリ受けのする漫画家の文庫判を出して、コミック文化の守護者のような顔をしているが、実は漫画文化破壊しているということを分かってるのか。
まあそれはともかく「ねじ式」や「ゲンセンカン主人」「必殺するめ固め」など夢の作品群を1冊に収め、全集の最初に持ってきた英断は評価したい。これらこそつげの真骨頂だからだ。つげは「無能の人」や「隣の女」など一般受けしやすい作品が売れ
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貧困旅行記 (新潮文庫)
価格: 620円
レビュー評価:4.0 レビュー数:6
 好きな人には好きなんでしょうけど私には好きになれない内容でした。
 作者の後ろ向きな姿勢や対象物のスケールのなさや妙なこだわりが好きな人にはものすごく受けると思いますが私にはちょっと?って感じです。
 日本人って作者のようなタイプの人って結構多いと思いますから根強いファンを獲得しているのだと思います。
 ユーモアに関しても笑える部分もありますが全般を通して私にはあまりおかしくない内容でした。
 でも好き嫌いって人に違いますから一度自分で読んでみることをお薦めします。

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紅い花 (小学館文庫)
価格: 610円
レビュー評価:4.5 レビュー数:7
「お客さん、寄っていきなせえ」とおかっぱ頭に着物姿の少女が、釣り人の男に声をかける。男は、どこかこの辺にいい釣場はないかと彼女に聞く。
「私は知りません。われシンデンのマサジに会わなんだか」と少女は答える。
やがて、わたしたちはこの少女の名前が、キクチサヨコだと軍隊の帽子を被ったシンデンのマサジという少年の
口から知ることになる。
つげ義春の名作マンガ『紅い花』である。
私はその頃、東松原にある珈琲屋でつげ義春のマンガばかりを読みふけっていた。浪人をしていた74年の話だ。
というのも、同郷の友人がこの東松原に住んでいて、
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無能の人・日の戯れ (新潮文庫)
価格: 780円
レビュー評価:5.0 レビュー数:8
まさに「漫画で表現した私小説」と言える作品。前半の「日の戯れ」等には仄かな夫婦愛が感じられるが、「無能の人」は諦観そのものと言って良い。

特に「石を売る」には驚いた。主人公は川原の石を拾って"孤舟"、"雲"等の適当な名前を付けて売ろうとする。ヤクザにまで、「元手が掛からない商売だな」とバカにされる。何より夕方になって店仕舞いする時の息子との会話が凄い。「あの石あのままで盗られないの」と尋ねる息子に、「うん盗む奴なんかいないさ」と答える。ここまで己を捨てられるものか。女房に罵言を浴びせれる場面の構図も巧い。女房を後ろ向きに描いているのだ。それは愛想尽かしの表現でもある
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リアリズムの宿―つげ義春「旅」作品集 (アクション・コミックス)
価格: 860円
レビュー評価:4.5 レビュー数:2
発表順に所収されていて、’67年作品が「李さん一家」「紅い花」「西部田村事件」、’68年作品が「長八の宿」「二峡渓谷」「オンドル小屋」「ほんやら洞のべんさん」「もっきり屋の少女」、’70年以降が「蟹」(70)、「リアリズムの宿」(73)、「庶民御宿」(75)です。こうして見ると、’67-’68年がいかに旺盛な創作期であったかがわかります。また最後の’70年代の2作は、作風がグッと暗く、旅人としての主人公の顔つきも、ボサボサ髪の無精ひげになっています。これは、この本には収められていませんが、「ゲンセンカン主人」(68)「やなぎ屋主人」(70)にも見られる作風です。ただし、’70年の「蟹」は、「
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