ナニワ金融道 (5) (講談社漫画文庫)価格: 777円レビュー評価: 5.0 レビュー数:4
普通の人間がここまで追い詰められるかというほど追い詰められ
転落して底辺に落ちるまでが描かれています。
この少し気が弱い普通の教頭先生がそこまでされた理由はただひとつ。
教頭がアホだったからです。
アホな人間からはどれだけ奪っても許されるのです。
食費すらない教頭から全財産の3万を奪って
「住み込みで働けばいいじゃないですか」と言い放つ灰原。
(教頭の人生を ...さらに詳しい情報はコチラ |
ナニワ金融道 (6) (講談社漫画文庫)価格: 777円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 「ナニワ金融道」は私が数年前の失業時代に最も愛読していた漫画です。 確かに絵はヘタで卑猥な表現が多いのですが、これほど人間の本質をえぐり出した漫画作品は他にはないでしょう。 この巻では「肉欲棒太郎」が主役となり、地上げ長者から競馬のノミ屋の集金人に転落した彼が、チケット販売業で再出発してゆく様が描かれています。 ノミ屋の集金人から足を洗うために、肉欲がヤクザの親分の家に行ってヤクザたちの靴を舐める場面は、「金融道」の中でも屈指の名場面であり、読むたびに心が熱くなります。 失業中の方、人生に行き詰まりを感じている方は、ぜひ気分転換にもお読みください。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
ナニワ金融道 (10) (講談社漫画文庫)価格: 683円レビュー評価: 4.5 レビュー数:2 作者青木雄二は40歳を越えて、この作品を作った。
公務員、ウェイター、零細デザイン会社社長等の遍歴を経て、初めて書ける人生を反映した作品であると私は考える。
この話は、28歳の男が街金(庶民派金融会社)に入り、そこでいろんな経験をする話である。
最近「闇金ウシジマくん」(作者真鍋昌平)がこういった個人を相手にした街金融の作品を書いているが、それとは違った趣をみせる作品になっている。
「ウシジマ」は社会の闇(?)といったどうしようもないダウンな傾向を前面に押しつつ、作品を展開させているが、「ナニワ」は社会の仕組みを前面 ...さらに詳しい情報はコチラ |
僕が最後に言い残したかったこと価格: 1,365円レビュー評価: 4.5 レビュー数:11 漫画はまだ見た事はありませんが、親が見ていた「なにわ金融道」
というドラマの原作者なんだなと漠然と思ってました。
手塚治虫さんの「ガラスの地球を救え」以上に、
将来の事を危惧していました。
勉強をちゃんとして、自分で考えるようにならないと、
日本はダメになってしまうよって言うような事が
痛いくらい感じられました。
そして、「ランディ・パウシュの最後の授業」のように、
青木さんの子供には何よりの本となるでしょう。
ランディさんは、夢 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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ナニワ金融道 なんでもゼニ儲けや! (講談社プラスアルファ文庫)価格: 714円レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 経済と法律はお互いが、複雑にそしてふかく絡まりあっている、そう感じました。
所詮、法律というう者は人間が作り上げた産物せいしかなく、完璧なものではない。
だからこそ、当然方には抜け道があるし、落とし穴も存在する。
人間は自己実現のためにある程度の財が必要である。
福沢諭吉が著者「学問の進め」で論じ上げていた通り、権力とお金は自己実現(夢の達成)のためには必要不可欠だ。
うまく、現代社会を行き抜くにはどうしたらよいか、そのヒントを教えてくれる作品である。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
ウラ金融 (徳間文庫)価格: 560円レビュー評価: 4.5 レビュー数:2 前々から著者のゼニの哲学を手元に置いておきたいと思ってはいたのですが、本書のカバーにもあるように著者の絵はなにぶん癖が強すぎる。そのため、代表作でもある「ナニワ金融道」を本棚に並べるには抵抗があり、もっと手頃で、直接に青木ゼニ哲学に触れることのできるものを探していた際に手に取ったのが本書でした。著者一流の関西弁で小気味良く語られる本書が対象にするのは、消費者金融や商工ローンなんて遥かに突き抜けた、出資法違反、刑事罰覚悟の金融業者についてであります。
最近では「トイチ」などという言葉も普通の会話で聞かれるようになりましたが、どうもその用法は単純にヤクザ付属最強超悪徳高利貸業者、 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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オモテ金融 (徳間文庫)価格: 540円レビュー評価: 4.0 レビュー数:1 バブル時銀行員は自分のノルマを達成したいために書類を不正に作成し沢山お金を貸したり、取引先に必要以上の口座を作ってもらったりしていることなど、本当にこんなでたらめを銀行はやっていたなんて信じられませんでした。これをよんで少しは銀行の裏のことを知ることができたと思います。 ...さらに詳しい情報はコチラ |