レナード現象には理由がある (ジェッツコミックス)価格: 630円レビュー評価: 4.5 レビュー数:28 レビュー評価が高いのが意外でした。
川原泉は名作「笑う大天使」からファンで
近作では「ブレーメン」なんかはとっても面白いと
思いましたが、この作品はちょっとこれはどうなの??
というくらい新しさがなかったと思います。
名門校にいる、場違いみたいなぽーっとした女の子
というのもまんま「笑う大天使」だし。。
ぼーっとしてても素敵な美点をもってて一目置かれる
女の子に、今回はイラっとしてしまいました。
教授と呼ばれるくらい個性と知性をもちわせた作家なのに、
創作意欲 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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バビロンまで何マイル? (白泉社文庫)価格: 550円レビュー評価: 5.0 レビュー数:11 なぜ、恐竜時代とルネサンスなのよ?と突っ込みを入れざるを得ない、
面白い歴史マンガです。
でもそれぞれの時代に、妙にマッチしてしまっている、ヒーロー・ヒ
ロインがいいです。特に恐竜時代を少女漫画の舞台にしてしまうその
川原先生のセンスも他の追随を許さないものですが、その結末が、も
しかして……と変に納得いけてしまうところが最高です。
本当はこのシリーズでもっといろいろな時代・国を見てみたいです。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
笑う大天使(ミカエル) (第1巻) (白泉社文庫)価格: 570円レビュー評価: 5.0 レビュー数:9 それは不条理なものを苦もなく日常に織り交ぜてしまう、
というか気にならなくさせる、バカがつくほどの善人の
あつまり、そして何故かいつも年齢差を感じさせない大人
と恋愛してしまう、学生達、でもその恋愛も対等なものでは
無く、大きく包み込む恋愛が定番。
少女漫画はこうあって欲しいと思える、メルヘンがここ
にはあります。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
ブレーメンII (5) Jets comics価格: 650円レビュー評価: 4.0 レビュー数:9 「今時SF?古いし流行らないよ」
と鼻で笑った昨日の私をバックドロップで殺したい。
夢中で繰り返し読んだブレーメンシリーズ最終巻。
個々のエピソードの着想一人々(一匹)の圧倒的存在感にSFへの偏見が吹っ飛びました。
今もキラ船長や仲間達と宇宙を旅してる気がします。
それだけにたった五巻で終わらせるのは惜しすぎる。
特に皆さん言ってる様にポー君のブレーメン人権問題は、
作品の骨なのでもっと深く長く掘り下げるべきでした。
「ブレーメン」の持つ無限の可能性とアイデアは五巻では短すぎる。
出版 ...さらに詳しい情報はコチラ |
美貌の果実 (白泉社文庫)価格: 550円レビュー評価: 5.0 レビュー数:12 なぜかお盆の時期しか漫画を読むのが許してもらえなかった子供の頃、
初めて買った「花とゆめ」に載っていたのが巻頭の「愚者の楽園」。
そこからどっぷりカーラ教授ワールドにはまってしまいました。
カーラ教授ワールドは淡いけど独りよがりじゃない恋心(いちお少女
漫画なのに、でもそれはメインの話題じゃない)とか何となく自分自身
にも距離を置いて冷静に観察している感じとか、何年経っても読み返せ
る貴重な漫画と言えましょう。
「森には真理が落ちている」なんかよく考えたらSFじゃん、とか思う
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ブレーメンII (1) (Jets comics (241))価格: 630円レビュー評価: 4.5 レビュー数:6 面白いマンガをお探しの方にこのシリーズをお薦めします。
よく構想が練られた良質なSFであり、
生きとし生ける者への慈愛が作品の価値を益しています。
ブレーメンズとは、改造されて人と同じ土俵で生きる事になった
「働く動物達」の事ですが、差別を受け過酷な待遇を強いられる
彼らに対する同情がこのシリーズで最も感情に訴えかける部分でしょう。
超大型輸送船ブレーメンズ2(クルーの大半がブレーメンズ)が
目的地に着くまでに遭遇するエピソードの数々は変化に富んでいて、
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ブレーメンII (3) (Jets comics (243))価格: 630円レビュー評価: 4.0 レビュー数:4 横浜博に行ったとき、「宇宙と子供」といったテーマだと、こんなに幼稚なコンテンツしか考え出せないのかと、すごくがっかりしました。 わたしが見たかったのはブレーメンUのようなSF世界でした。モチーフはすでに他の作家が採り上げたものもありましたが、扱い方がぜんぜん違う。川原さんの命をいとおしむという特質がとても良く出ている作品です。それに宇宙運送会社最年少・初の女性艦長キラ船長が素晴らしくかっこいい!気分爽快になる事請合います。SF好きの女性には絶対お勧めです。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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空の食欲魔人 (白泉社文庫)価格: 590円レビュー評価: 5.0 レビュー数:6 川原さんの描く人たちの空色の心が好きです。
にぱって笑う女の子もかわいいし、おじさんもかわいい(笑)
ご本人いわく「登場人物の描き分けができていない」そうですが、
顔は似ていても心はたよーでそれぞれなんですね、
どの作品を読んでも、あざやかな人物設定にひきこまれるし、
似ているようでみんな個性的な川原ワールドの住人さんたちは、
一人一人がけっこうしつこく記憶に残って、癒してくれます。
ぬくくて、でもたまにちょっと理屈っぽかったりしてそれがたいへん面白い、
そうゆう人が身 ...さらに詳しい情報はコチラ |
フロイト1/2 (白泉社文庫)価格: 610円レビュー評価: 4.5 レビュー数:4 川原泉的言い回しが好きで読んでいる。
本作で一番心に残っているのは、フロイトの紹介で、フロイトの没年の表現するのに「フロイト先生の時間は止まる」という言いかたをしているところ。「没する」とか「亡くなる」とかのような直截的ではなく、あくまで詩的で繊細な言い回しが多い。だからこそ、ギャグ的要素である小田原城・象さん・二個で10円の小田原提灯、あるいは小田原に関する薀蓄が、意表を突かれて可笑しいのだろう。
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甲子園の空に笑え! (白泉社文庫)価格: 630円レビュー評価: 5.0 レビュー数:6 知っている人は知っている。川原泉さんの作品です。
この人もかなり昔の作家さんですが、今も現役で漫画描いてらっしゃいます。哲学と恋愛とコメディが適度に混ざった独特のテンポに、貴方も夢中になることでしょう(何のセールスだ)
さて、この「甲子園の空に笑え!」ですが、ご想像の通り甲子園ものでございます。しかしただのスポ根漫画でないところが川原さんの漫画。
主人公は野球とは全く縁のない理科の教師。
田舎の高校で突然若いからという理由だけで野球部の顧問を任され、少々すれた性格(?)の女教師が田舎の純朴な野球部員に触発されちょっと頑張って顧問す ...さらに詳しい情報はコチラ |