モナリザ・オーヴァドライヴ (ハヤカワ文庫SF)価格: 882円レビュー評価: 4.0 レビュー数:5 スプロール三部作の完結編。
第一作(ニューロマンサー)から7年経て第二作(カウント・ゼロ)となり、更にその7年後が舞台。
第一作で多くを語られなかったテスィエ=アシュプール家の謎や、第二作の謎の存在ロアが、
明らかとなる。
そして、全てが第一作で合体した2つのAIのその後の物語であったことが分かる。
本作において中心となる、もう一つの宇宙を擁するバイオ・チップの名称は、
数学における連続無限の濃度を表す「アレフ」が由来と思われる。
三作とも難解ではあるが、全てを読破するという贅沢を ...さらに詳しい情報はコチラ |
クロサギ 4―戦慄の詐欺サスペンス (4) (ヤングサンデーコミックス)価格: 530円レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 この巻は、霊感商法詐欺、共済組合詐欺、紹介屋詐欺です。
どれも、新聞等でよく見る詐欺ですよね。霊感商法詐欺なんかは、警察のお偉いさんが関わっていた事件があったし、紹介屋詐欺は、日本テレビ系列放送の番組で“イマイ”がリダイヤル攻撃してるし..
共済組合詐欺の事案はとっても面白かったです。ねずみ講とマルチって、違うんですね(^_^;)マルチは、保険業法や出資法でこうやって規制してるんだぁって、とても勉強になりました。
あと、この巻では、刑事・神志名の悲しい生い立ちが明らかになります。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
がんばらず、あきらめないがんの緩和医療―ホリスティック緩和ケアのすすめ価格: 1,680円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 あまり見聞きする事のない(できない)病棟の様子が書かれていますが、これが公立の病院?という印象を受けました。西洋医学の場面で西洋医学ではない物を取り入れ、病院主体ではなく患者さん主体の治療がされているという点で、興味深く読みました。そして病院関係者の方にも読んでいただきたいな、と思いました。あらゆることの「常識」が大切ではなく、人間にとって何が一番良いのか、必要なのかを考えさせられました。ボランティアの方々が多く関わっておられる事も書いてあり、ボランティアを希望していてもきっかけがつかめず、行動に移せない自分自身の、入りにくいイメージのある病院という印象の払拭と、かかわりの持ち方の参考にもな ...さらに詳しい情報はコチラ |
クロサギ 13―戦慄の詐欺サスペンス (13) (ヤングサンデーコミックス)価格: 530円レビュー評価: 3.0 レビュー数:2 この巻は、ペットショップの詐欺と、マネーロンダリング(中国編)の話。
今更ながら、犯罪収益等の没収・追徴(組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律13条)という条文を知った氷柱(つらら)が、「法律があるから、クロサギなんて意味がない」と黒崎に言う。机上の論理と現実とのギャップが、二人のギャップ。
中国での仕事を無事に済ませ、黒崎はまた少し桂木に近づき、氷柱から遠ざかる...
それにしても、猫のクロちゃんはかわいいねぇ。黒崎とクロの関係を見て、猫を飼っている人の気持ちが少し分かった気がしました。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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クロサギ 5―戦慄の詐欺サスペンス (5) (ヤングサンデーコミックス)価格: 530円レビュー評価: 4.0 レビュー数:2 ODAの詐欺で白石が再び登場するんだけど、特許の詐欺は無理があるように感じた。日本では知られていない海外の特許で権利侵害を主張するっていうんだけど、日本で権利行使するなら、当然日本で特許権を取得しなければいけない。海外で権利を持っているなら、こんな手のこんだ詐欺をするよりも、日本でも権利を取って、普通にライセンス契約を結んだ方がどう考えたっていいと思うんだけど。善意の実施っていうのは基本的には保護されるようになっているし、それに、そんないい技術だったら、他国でもライセンス契約を結べるだろうし。あと、「特許間違いなしの技術」っていうのが、そもそも意味不明。そんなことはあり得ないし、実施するなら ...さらに詳しい情報はコチラ |
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クロサギ 8―戦慄の詐欺サスペンス (8) (ヤングサンデーコミックス)価格: 530円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 この巻でメインとなるエピソードは、最長の5回連載分からなる「不動産詐欺」である。ここでは、前々から気になるキャラクターのシロサギ白石が再登場し、彼の過去が明らかになるとともに、巨悪を喰うために一時的に共同戦線を張ることになる。
「身分詐称詐欺」の標的は一個人だが、なかなかに大きな仕掛けを張ってあざやかに金を騙し取ってみせる。
お堅いこの2エピソードとともに収録されている「出張ホスト詐欺」は、一人当たりの被害額が3万円と少額なうえ、軟派なテーマなため、気分を変えて気軽に楽しく読める。被害者の軽いキャラクターも憎めないし、彼相手に黒崎が諭す部分 ...さらに詳しい情報はコチラ |
クロサギ 10―戦慄の詐欺サスペンス (10) (ヤングサンデーコミックス)価格: 530円レビュー評価: 4.5 レビュー数:3 今回は、ブランド品にまつわるトリック詐欺と
巨額投資詐欺の2編・全11話が掲載されています。
トリック詐欺では、氷柱(つらら)の父親が登場、
黒崎の標的と関連性が出てきてしまいます。
しかし、今回は非常に人間臭い黒崎が垣間見えます。
今までの展開であれば、絶対口にしないようなセリフが出てきます。
さらに、元締め・桂木の手下である早瀬が造反。
物語りも面白くなってきています。
今までは、詐欺の手口がどうしても目立っていましたが、
少しずつキャラを掘り下げてきて ...さらに詳しい情報はコチラ |
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