カラー版 20世紀の美術価格: 2,625円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 絵画、彫刻を中心とした20世紀の西洋美術の流れがぎっしり詰まっています。
パラパラっと中身を見ると読みやすそうですが、実際読んでみると内容を理解しながら読み進めるのは結構大変なように思えます。というのも20世紀美術は「?主義」「?アート」「?イズム」といった美術界の動きが多数あるのですが、それらに関する記述が簡素に要約されていて、美術の初心者にはイメージしづらいからです。
ただ、非常に広範囲の内容をここまでまとめ上げているのはすごいと思います。近代・現代美術に興味があってよく美術館や展覧会に行くような人にとっては重宝するのではないかと思います。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
はじめての音楽史―古代ギリシアの音楽から日本の現代音楽まで価格: 2,100円レビュー評価: 2.5 レビュー数:2 一色刷りというのもあるのですが、一度、読んだだけでやめてしまいました。文体が全体的に中、高の教科書のように感じられ、なかなか頭に入っていかなかったのです。 音楽学校の友人が授業で使っていたといっていたので、試験勉強用に要点を抑えるという人には向いているかもしれませんが、「はじめての」と題打つからには、もう少し初心者でも興味をそそられるような進行であればよかったかなと思います。 残念だけど、星はひとつ。日本の現代音楽にも触れていたり、携帯しやすい厚さの本だけに惜しい本です。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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本からはじまる物語価格: 1,365円レビュー評価: 4.0 レビュー数:8 梨木香歩や恩田陸の名前もあるし、友人の勧めもあって購入。
どれもが、本を題材に取り上げるか、本屋を舞台にしているか。そのため、書店員の仕事振りがのぞかれるものも多いし、名作を上手にパロディにしているものもある。作家の本というものへの思い入れを感じさせられることが多い。
短いけれども、どれも個性的で、本をどう活かすか、工夫がきいている。その上、最初と恩田陸と最後の三崎亜記が、全体に緩やかな一貫性を与えているところが、ぐっときた。
また、相性のよさを感じる作家と出会うこともあれば、残念ながらそれほどでもない作家と出会うこともあり、普段は読みなれていない作家との ...さらに詳しい情報はコチラ |
間違いだらけの宝石店選び―後悔しないための宝石購入バイブル価格: 1,260円レビュー評価: 4.0 レビュー数:5 買い物の中で、値段や品質など正当性が一番わかりにくい宝石。
この本は、今まで不透明だった宝石業界に革新的な一冊です。
歴史や表や実例などわかりやすく宝石の見方やお店選びなどバイブル的な内容になっていて、
とても勉強になりました。
今は宝石に限らず消費者も勉強する時代だとおもいます。
ジュエリーを購入する際には、ぜひ本書を読んでから ...さらに詳しい情報はコチラ |
どうする?2人め―“別キャラ姉妹の育て方” (akita essay collection)価格: 945円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 「本当にあった笑える話」「こっこクラブ」で好評だった「ふたこぶげんちゃん」を改題されて秋田書店から発売されます。
現代先生の娘さん、お姉ちゃん:あや坊、妹ちゃん:あおちんの成長記録です。
肩の張らない現代洋子先生の子育て日記を、私はいつも楽しく拝読していました。
私の好きな回はP61の#25:「初めての海水浴」です。
夏休み、現代一家が泊まった民宿の飼い犬ボクサー犬「レディ」とあおちんの心の交流のエピソードが大好きです。
この一冊が単行本として世に出る事は大変に嬉しいです。
笑い有り、涙有り、 ...さらに詳しい情報はコチラ |
優生学と人間社会―生命科学の世紀はどこへ向かうのか (講談社現代新書)価格: 777円レビュー評価: 4.5 レビュー数:3 「優生学」と言えば、現代では「まず否定されるべきもの」というお約束が確立しているように見える。そのイメージは、例えばナチスによるホロコーストに代表されるものであろう。
だが、優生学の歴史を紐解けば、そうしたイメージは実に一面的で、多くの事実を無視したものであることが明らかになる。それは、きわめて合理的・科学的であり、冷静な善意に基づいて推進された「近代の中の近代」とでも形容すべき知の潮流であった。ドイツ優生学はナチスにすべてを押し付けて済まされない広がりを持っているし、その起源たるイギリスの優生学の流れはアメリカ合衆国へ滔々と流れ込んでいる。北欧福祉国家が断種法の下 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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おむかえまで8時間 vol.2―独身気分冒険記 (2) (クイーンズコミックス)価格: 780円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 幼児を抱えたマンガ家現代洋子氏が、保育園で預かってもらっている8時間の間で一体どんな体験ができるか。。?をネタにレポートマンガを書いた「おむかえまで8時間」。ママモノというと、かわいくて面白い子供との日々を書いたものばかりだった中、子供と離れて、かつ、「8時間以内に絶対に行かなきゃ。」という子供を預けて働きに出た事のある人や、これからそうなりそうだと情報収集している人には手に取るようにわかるヒリヒリ感のある新種の縛りプレイとして、新鮮なスリルと面白さをアジあわせてくれた。
たった2巻で終わってしまう。。と言うのは寂しくもあるが、月刊誌で5ページの連載なので2年で単行本1冊。
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