Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 8 (8) (ヤングマガジンコミックス)価格: 560円レビュー評価: 5.0 レビュー数:3 今回は腕力勝負というよりは思考をめぐらして敵と衝突する、それが8巻だと思います。
「善」のためなら犠牲はやむ得ない、が沢庵和尚にとっては見ぬふりできなかった。作を懲らし、堀の女達と十兵衛は別行動になり、そして自らおとねと共に悪の巣・加藤明成の城へ飛び込む、、、。果してそれが沢庵和尚の思い通りになっているのか、未だに謎の怪人・芦名銅箔の思うつぼになっているのか、一歩踏み違えば一色触発のようでどちらに利があり不利があるのかわからずハラハラしっぱなしです。それにおとねの演技ならぬ艶技も新たに肝の座った女と変身しアッパレです。今後、どのように活躍してくれるのか楽しみです。反 ...さらに詳しい情報はコチラ |
Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖 3 (3) (ヤングマガジンコミックス)価格: 540円レビュー評価: 5.0 レビュー数:4 原作・山田風太郎+作画・せがわまさきという、傑作『バジリスク』を生み出したコラボレーションによる第2弾。『柳生忍法帖』を原作にしています。
いわゆる「仇討ち物」といわれるジャンルに属し、ごく普通の女性たちが、武芸の達人たる仇達を如何にして打ち倒していくかが最大の見所となっています。
前巻で最初の敵を全員の協力(?)で討ち果たし、今巻は仇討ちの第2ラウンドとなります。標的は「長槍」使い。前回の「鎖鎌」同様、リーチのある得物相手に如何に距離を詰めるか、仇討ち指南役たる柳生十兵衛が授けた策が見所です。
ちなみに、前回は女7人+十兵衛VS.敵1人という対決でしたが ...さらに詳しい情報はコチラ |
バジリスク甲賀忍法帖 下 (3) (講談社漫画文庫 せ 1-3)価格: 735円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 血なまぐさい騙し合い殺し合いの終焉・・ 相対する忍び同士、現世では結ばれる事はやはり叶わなかった。 元・頭目同士の甲賀弾正と伊賀のお幻の恋が結ばれることがなかったように、弦之介と朧も添い遂げること叶わず、 悲しいラストになります。 ただ、弾正とお幻は結局殺し合う事となりましたが、この二人はどちらもお互いの手にかかることなく自害で果てます。 それが良いこととは思えませんが、死に顔からは、一番幸せな選択をしたのか・・と、感じました。 権力者の手駒の身から離れることのできない宿命だった二人の、永遠の平穏を得た瞬間は悲しくも美しい。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
バジリスク甲賀忍法帖 中 (2) (講談社漫画文庫 せ 1-2)価格: 714円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 中巻では、伊賀の企みが甲賀十人衆にも知れるところとなり、いよいよ両者の血で血を洗う戦いが苛烈を極めてゆきます。 最初は伊賀が優勢でしたが、甲賀忍者の特異な秘術が伊賀衆を追い込んで行く。 間に、弦之介と朧の出会いとなる話も挟まれており、もっと早く二人が結ばれていれば・・・という気分になります。 オマケの「バジの穴」は笑いました。 あまりに本編のトーンと違うので、ちょっと戸惑いますが。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
鬼斬り十蔵 1 (1) (アッパーズKC)価格: 620円レビュー評価: 5.0 レビュー数:3 「こんな作品を待っていた」と公言するに足る秀作である。 山田風太郎原作を彼に担当させる理由が実によく解る。 伝奇とはこうでなくてはいけない。 伝奇の伝は、伝説、伝承の伝。 伝奇の奇は、奇妙、奇天烈、奇想天外の奇。 伝奇とは古くから伝わる奇妙奇天烈摩訶不思議な物事を題材とするもの。 そこら辺、空想幻想<ファンタジー>とは違うのである。 主人公は狗神憑きで天狗の剣技を修得した隻眼の漢。 ヒロイン及び兄は安倍晴明の末裔。 敵となるのは晴明に五百年封じ続けられた芦屋道満。 鍵となるのは、晴明が遺したとされる『金烏玉兎集』に記された秘術の『生活続 ...さらに詳しい情報はコチラ |
バジリスク甲賀忍法帖 上 (1) (講談社漫画文庫 せ 1-1)価格: 735円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 山田風太郎の小説自体は読んだことがなく、映画で知るくらいだったんですが、このコミック文庫で初めて風太郎系忍者に触れてびつくりでした。 既に人間じゃないですよ、ここに出て来る忍者達は(笑) 異常体質や畸形、殆ど超能力の類にしか見えない力を駆使するスーパー忍者の描写が迫力ありますね。 また、キャラクターの肉感的な描き方がより怪しげというか、ミュータント忍者(こう呼んでたのは唐沢俊一氏だったか・・)の魅力を際立たせてるかと思います。 「聖闘士星矢」のコスモや「HUNTER×HUNTER」の念能力などの昨今のバトルモノマンガ、もしくは戦隊モノにも通ずる(てか、 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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鬼斬り十蔵 3 (3) (アッパーズKC)価格: 620円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 時代劇。陰陽道。妖怪変化。 和モノと妖しの世界が好きな人にお薦めの漫画です。 キャラもアクションも「バジリスク」に引けを取りません。 絵柄はこっちのほうがやわらかい感じかな? 新装版3巻は、小縷羽と葛葉。尾咲と源蔵。多々朗太とゴウザなど・・・。 キャラ同士の絆がわかるしみじみとしたシーンが盛り沢山で、 一番お気に入りの巻です。 また、晴明と道満との過去も必見。 終盤に向けて、物語は大きく動いてゆきます。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
バジリスク甲賀忍法帖―忍術と忍者の謎 (KCDX (1888))価格: 1,260円レビュー評価: 3.0 レビュー数:2 バジリスク、というよりは忍者について書かれた本です。
忍者の歴史や生活、はたまた手裏剣など武器の種類等など…
そういった知識にバジリスクをほんの少し絡めている感じでした。
忍者の資料本が欲しかったので個人的には星4つですが、
バジリスクの内容を求める方にはあまり楽しめないと思います。
(でも豆知識は増えますよ!/笑) ...さらに詳しい情報はコチラ |
完全解読BOOKバジリスク甲賀忍法帖 (KCデラックス)価格: 1,260円レビュー評価: 4.0 レビュー数:1 こういうムック系は、愛読者は買わないほうがいいのかもしれません。大体がマンガ本編のダイジェストかモザイクでできていますし、山田風太郎の原作も読んでいる身としては、今さら何を…という感じがしました。 読みどころがあったのは、せがわまさきインタビューと、伊賀・甲賀の地理と歴史くらい。 忍者屋敷の写真もまあ好企画といえるのですが、こんなのは小学校の時に学研マンガで誰もが一度は読んだことがあるでしょうから、たいていの男の子は知っているはず。 マンガ単行本と同じサイズというのも良いですし、200ページきっちり作ってある、という点では好感が持てます。 『バジリスク』初心者や原作未読者 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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