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のたり松太郎 (22) (小学館文庫)価格: 720円レビュー評価: 1.0 レビュー数:1 まず、製作サイドの問題点から。
本来の枠なしのスケールの大きな絵が、ほとんどのぺージで上下に無残に削られている。
そこにあるはずの大事な場面の表情や言葉まで。
ただでさえ文庫サイズの絵を、できるだけ大きく見せる努力をしないで、いったいどうするつもりなのか。
1巻に収録されている花田勝氏のエッセイ(?)もなんだかマト外れ。
作品そのものについては、・・・うーん・・・。
ちば氏がこの作品を最後に絶筆しているのも納得の内容です。
本当に面白いのは松太郎が十両に上がって四苦八苦する辺りまで。
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あしたのジョー (12) (講談社漫画文庫)価格: 756円レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 最終12巻に至る様々な伏線のベクトルは全て「悲劇的終末」のほうを指しています。壊れていくジョー。でもそれは運命づけられたものという読者の暗黙の了解。
少年時代、このラストを読んだときも悲壮感・悲劇感は不思議と感じず透き通った清清しさだけが強烈に残ったことを記憶しています。
ジョーが本当に追い求めていたのはチャンピオンのタイトルそのものではなくリングで強敵と全力でわたりあう充実感ではなかったか。戦っている充実感があるからこそジョーは生きていられる。その充実感は頂点にのぼりきった瞬間=もう今後倒すライバルがいなくなる瞬間に消えてしまうのではない ...さらに詳しい情報はコチラ |
あしたのジョー (11) (講談社漫画文庫)価格: 756円レビュー評価: 4.0 レビュー数:1 この作品が書かれた時代を考えれば無理もないですが、今かんがえるとやっぱり相当差別的ですねえ、「ハリマオ」。マレーにはこんな人間がまだ生きている??
個人的にはこのハリマオ戦は、ジョーの戦績のなかでは意味なし芳一、奇を衒いすぎ感ありで感情移入できない11巻。
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あしたのジョー (5) (講談社漫画文庫)価格: 756円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 本巻は力石の死。理不尽、という言葉も知らなかった少年時代。マンガでも何でもいいのですが、人生ではじめて味わった理不尽・不条理だったように思います。考えも及ばない究極のストーリーとはいまだから思えること。
いま読んでも涙が溢れる。控え室での対面。三つ子の魂なんとやらではないですが、消えない記憶、です。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
あしたのジョー (3) (講談社漫画文庫)価格: 756円レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 ジョーよ、泪橋を逆さに渡るんだ、一度はドヤ街に沈んだお前がチャンピオンへの道をここから歩みだすんだ・・・。あしたのジョーと言えばこの泪橋を思い出す、そんな名シーンがこの3巻で登場。
ただおっちゃんはその名セリフの舌の根も乾かぬうちにボクシングジム認定却下で自棄酒・暴力をふるい逮捕。あしたが見えなくなったジョーの乾いた笑いと歪む顔が強烈。ジョーが考えたブレイクスルー・秘策とは?さあ4巻へ。
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あしたのジョー (1) (講談社漫画文庫)価格: 756円レビュー評価: 5.0 レビュー数:4 少年院に収監されたが、豚舎を壊してブタを解放、なだれをうってゲートに向かい、豚の背にのったまま脱走を試みるジョー。
その前に立ち塞がる力石徹。突進してくるブタをヒラリヒラリと軽い身のこなしでかわし、ジョーが乗った豚を一撃。あ?鮮やかなアニメのイメージ。
あしたのジョー漫画文庫第1巻は脱走失敗まで。初登場の頃の力石はアニメよりもぽっちゃりボッチャンな印象。とにかく壮大なサーガはここから始まります。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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