はみだしっ子 (第1巻) (白泉社文庫)価格: 670円レビュー評価: 4.5 レビュー数:11 初めて呼んだ時、それまでの12年の価値観とそれ以降の人生観をひっくり返されました。男子中学生が花ゆめを買うのはきつかったー。古本屋が開けるだけの小説とコミックスの中で、今でも一番大事な本です。連れていって、とつぶやくだけで、置いていくなというアンジーの想いが今でも胸をつきます。発達心理学の教材になんねーかなとゼミのせんせに言ったら、絵柄だけで拒否されました。いーと思うんだけどなー。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
はみだしっ子 (第2巻) (白泉社文庫)価格: 650円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 PART-10「山の上に吹く風は」。 この事件がなければ…と、つい考えてしまう。 フィクションなのに。 ただの漫画なのに。 だけど心から4人の主人公を想ってしまう。 苦しい。 だけどこの話が無いと「はみだしっ子」は「はみだしっ子」でなくなってしまう。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
はみだしっ子 (第5巻) (白泉社文庫)価格: 650円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 グレアムがリッチーに刺され、そして裁判…。 題のとおり、ラストへ向けて話は交錯し、読者を混乱させる。 グレアムの思惑。 アンジーの心配。 マックスの、「ホントウに」クレーマー家の息子になるまでのエピソード。 裁判のシーンは読み返すたびに辛い。 だけど手に取ってしまう。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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はみだしっ子 (第4巻) (白泉社文庫)価格: 650円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 はみだっし子シリーズの中で一番だいすきな PART-15「カッコーの鳴く森」が収録されているのがこの4巻。 三原順氏がはみだしっ子シリーズを始めるにあたって一番描きたかったという、原点のようなお話。 サーニン贔屓の私ではなくとも、読んだ人に何かを残す物語だ。 例えば、「愛」とか。 「愛って何?」 漠然とした言葉「愛」。 そのヒントがこの「カッコーの鳴く森」に隠されてる。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
はみだしっ子 (第3巻) (白泉社文庫)価格: 670円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 私が「カッコーの鳴く森」の次に好きな、 PART-14「バイバイ行進曲」が収録されている。 この話は大きな事件など起こらずに、ただゆっくりと、グレアムの父親の死までの時間が流れる。 …いつかボクが殺すんだ グレアムが憎んだ、そして憎み通すことで父親への思いは昇華される。 グレアムが弾いた「葬送行進曲」を聴いてみたい。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
三原順傑作選 (’80s) (白泉社文庫)価格: 610円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 結局、この文庫の後書きと同じことを書いてしまうかもしれない。 「僕はこのような媚を売って生きているものは大嫌いです。」という「はみだしっ子」ファンには読み覚えのある台詞。それが、どんな状況で発せられたのか、この文庫には納められている。そして、クレーマー家がグレアム達四人を引き取るまでの哀しい経緯。 「役割通りにしか生きている人たちしか見たことがない!!」 弱いものはいつまでも弱く、強いものはいつも強く。 それを打ち破ってくれることを期待しながら・・・。 ジャック、いつか急斜面をスキーで滑り降りてくれ。 はみだしっ子 もあわせて読みながら、この本は読んで欲しい。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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Sons (2) (白泉社文庫―ムーン・ライティング・シリーズ)価格: 610円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 決して、読み終わった時に悩みが消えるわけではありません。また、すぐにくり返して読める程軽い内容でもありません。でも、読み直さないと、解らない部分が多く、また読めば読む程奥深い、時が経ってから読むとまたstoryの奥深さ繊細さを認識します。 間違っているかもしれないけれど、一生懸命に人を信じて自分なりに大切な人の為に生きる努力をする、(少しぐらい変わってたっていいじゃあない、自分に正直にそして大切な友人や家族が幸せでいられれば…)登場人物達の生き方に感動し、勇気づけられる、そんなお話です。 ...さらに詳しい情報はコチラ |