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天才バカボン (3) (竹書房文庫)価格: 591円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 赤塚マンガの重要なキャラクターに目が一つに繋がって鼻の穴が一つしかないおまわりさんがいます。いつも鉄砲を撃ちまわっているおまわりさんです。よく知られたこのおまわりさんの名前は白塚フチオと言います。3巻目あたりで、実はようやくこのキャラクターになってきます。最初はいろんなおまわりさんが登場するのですが徐々にキャラクターが白塚フチオさんに統合されるのです。この巻では初期の過激なおまわりさんを見ることが出来ます。それと解説も面白いです。3巻はデーブ・スペクターなのですが、彼はアメリカで「おそ松くん」と出会い、日本語を覚え日本にやってきたそうです。日本のお笑い番組はすべて赤塚マンガじゃないか、と思っ ...さらに詳しい情報はコチラ |
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天才バカボン (2) (竹書房文庫)価格: 591円レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 2巻目が特に好きなのですが、それは「バカ田大学」が登場してくるからです。バカボンに登場するキャラクターの中でも「バカ田大学」が何と言っても最高です。この頃のアイデアも絶好調をうかがわせるのですが。例えば、ガリバー旅行記やチャップリンのモダンタイムス、聖書のノアの箱舟がヒントになっているのではないかと思わせる物語があるのですが、バカボンのパパが登場すると恐ろしく変質してしまうので本当にそうだったのかどうか分からなくなるのですが、そういうことを感じてしまう2巻目でした。嬉しいのは、解説が篠山紀信(もちろん、本物の)。本人がバカボンに登場する篠山紀信クンとは関係のないことを語っています。バカボンあ ...さらに詳しい情報はコチラ |
赤塚不二夫 (KAWADE夢ムック 文藝別冊) (KAWADE夢ムック 文藝別冊)価格: 1,200円レビュー評価: 4.0 レビュー数:4 随分前から発売されていたが
赤塚不二夫の伝記的ドラマが放送された時に出演していた
赤塚先生の娘さん(現・フジオプロ社長)の佇まいが
ちょっと引っかかる感じ・・・
精神的にどこかが歪んでいる雰囲気があり
気になったので、この人へのインタビューが掲載されているこの本を購入する事に。
TVドラマでは隠されていた話が節々に顔を出し
そこを出したら感動ドラマにならないよなぁ?
ということがチラホラ・・・というか大半w
個人的には、藤子A氏とタモリ氏の ...さらに詳しい情報はコチラ |
天才バカボン―バイリンガル版 (1) (講談社バイリンガル・コミックス)価格: 924円レビュー評価: 4.5 レビュー数:4 バイリンガルコミックスで、「ドラえもん」「あさきゆめみし」 「金田一少年の事件簿」「ラブひな」「リボンの騎士」等 いろいろ読みました。 この本に正直最初は期待していなかったのですが、 バカボンはとにかく最高です! 「あさきゆめみし」も素晴らしいのですが、字が多くて 日本語がじゃまになるのですが、バカボンは字の大きさ、 スペースなどちょうど良いです。 そんなこと以前に笑えて何度も読みたくなるので、 自然と色々な表現が身に付きます。 楽しく多読したい方にお勧めの一冊です! ...さらに詳しい情報はコチラ |
おそ松くん (1) (竹書房文庫)価格: 630円レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 六つ子というワンアイディアから離陸して
次第にチビ他、イヤミなど脇役が活躍しだす、これぞ赤塚マンガといったドタバタギャグ。
赤塚キャラは反骨心が旺盛だが英雄的ということはなく
テメェ勝手で残酷、思慮が浅くて激情的、或いは痴呆的に抜けていたりする。
ただ、読むと実に痛快で、ある種突き放したような感覚に逆に癒されるというか、スカッと気が晴れる思いがする。
時代を反映した懐かしさもある。
が、悪役が悪い事をする理由を説明的に語りだすような近年の漫画の中にあると
むしろインパクトが増してい ...さらに詳しい情報はコチラ |
天才バカボン 秘蔵 単行本未収録傑作選 (KCデラックス)価格: 1,260円レビュー評価: 4.0 レビュー数:2 年末の暇つぶしに買いました。
初出一覧を見て「コミックボンボン」掲載 と見て嫌な予感。
これが頭から2/3を占めています。
ベテランとしての筆力はあるし、マジメに描いている様子。
だけど、まとまりすぎていてつまらない。
デチューン版『天才バカボン』か?
そして「月刊少年マガジン」掲載 から始まる残り1/3。
笑いました。まだ毒がよく効いています。
実質上、厚さの1/3が有効で、後は気の抜けたサイダーみたいな代物です。
やはり作者が没してしまうと ...さらに詳しい情報はコチラ |
ニャロメのおもしろ麻雀入門価格: 840円レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 麻雀のルールを赤塚マンガのキャラクターであるニャロメ、バカボン、バカボンのパパ、おそまつ君、チビ太らを使って説明しているが、「はじめに」で書かれてあるように当時のフジオ・プロのアシスタント達の力を総結集して書かれてあり、抜群の面白さとなっている。私が持っている本は昭和62年5月出版の32版で当時かなり売れていたことがわかる。 「はじめに」では赤塚門下四天王の一人と称されるあだち勉(「タッチ」を書いていたあだち充の兄)氏のことが触れられていて、アシスタントの月給より麻雀のカケで稼いでくる金額の方が多かったと書かれてある。近年亡くなられたが、そういう人材が輩出されたスタッフたちが書いたものだ ...さらに詳しい情報はコチラ |
天才バカボン (4) (竹書房文庫)価格: 591円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 天才バカボンの4巻も絶好調の面白さである。どうでもよいナンセンス・ギャグ。読んでいるうちに余りのばかばかしさに吹いてしまう強力なギャグが幾十にも重ねられている。ハジメちゃんが、バカばかりの中で一服の清涼剤のように思える。頻繁に登場するバカ田大学の生徒達も超個性的。1〜2巻では、病院を脱走した患者が巻き起こす騒動がちょくちょく見られたが、この演出はバカ田大学に完全に置き換わり誰に遠慮することなく赤塚ギャグが冴え渡り始めたという感じ。この頃、赤塚氏とフジオ・プロのチーム・ワークが最も冴えていた時期なのではないだろうか。例によって解説が横尾忠則。漫画家になれなかったのでイラストレーターになったと告 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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