ヴァンデミエールの翼 1 (1) (アフタヌーンKC)価格: 530円レビュー評価: 4.0 レビュー数:3 面白いことは面白い。機械で作られた天使の人形を巡ったオムニバスストーリー。そのデザインは微妙にどうだろうと思わないでもない。
注目すべきは背後の世界観だろう。見世物小屋が流行っていた中世ヨーロッパ。さわやかなタッチと美しいモチーフの裏のダークな世界。その相対具合がいい感じではある。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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残暑―鬼頭莫宏短編集 (IKKI COMICS)価格: 590円レビュー評価: 4.5 レビュー数:6 あの鬼頭莫宏氏の短編集という事で、どんな鬱漫画が待っているのかと期待して手に取りました、が…
意外や意外。どれもこれもきちんと救いの有る良い話ばかりです。
ですがそれでも鬼頭氏らしさは健在で、「生と死」をメインテーマに扱った作品が基本ですね。ただ、「なるたる」や「ぼくらの」の様な容赦の無い描き方では無く、どこか切なくなるような展開に鬼頭莫宏氏の印象が変わってしまった方も多いのでは。
鬼頭氏のファンならずとも、一度は手に取って頂きたい一品ですね。
ですが氏特有の容赦の無い残酷な模様を期待している方は拍子抜けかもしれません。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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殻都市の夢 (F×comics)価格: 683円レビュー評価: 4.0 レビュー数:4 お話はとてもいい。 メカや都市のデザインも良い。 だけど友達に「これ面白いよ!」って簡単には薦めにくい。何かというと十代前半の少女の裸が出てくるから。 掲載誌の傾向だったのかわからないけど、必要ないところでハダカ。ハダカ。ハダカ。 なんか話に集中できないし、人に貸すのが憚られる本になっちゃってる。 でも『生死者の聲』がすごく良かったのと、伏線というか短篇同士のつながりが仕込んであるのが楽しめたので、それでもおすすめします。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
ぼくらの ~alternative~ 5 (ガガガ文庫)価格: 630円レビュー評価: 4.0 レビュー数:1 原作である漫画より一足早くの完結です。
アニメが改悪が多すぎてもはやギャグアニメという状態だったので
読み始めた当初は全然期待していませんでした。
登場人物を少し変えただけの平行世界ものだと思っていましたが、
1巻を読み終えたときその考えは間違っていたことに気づかされました。
一人一人の掘り下げがすばらしく新キャラクターは新しい物語を、もともと
いたキャラクターは戦う順番や場面が変わることによって漫画とはまた違った
面を見せることに成功していました。
2巻、3巻と期待を裏切らない展開が続き、契約者 ...さらに詳しい情報はコチラ |
ぼくらの~alternative~2 (ガガガ文庫)価格: 660円レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 これは…、原作の鬼畜度三割増ぐらいの鬱展開。コエムシはもう完全にクソムシですね。さりげなくマジンガーネタをいれてて、そしてレイプ犯の名前にモリタが…。作者の気概が伺える。新キャラの外人の子は私的にはツボにはまりました。そして畑貝は…これはもうなんか神の力かなんか作用してるんですかね? 次巻は感動的。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
ぼくらの ~alternative~ 3 (ガガガ文庫) (ガガガ文庫)価格: 630円レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 アニメ版の監督の原作嫌い発言さらにはそれをファンに擦り付けたことには呆れましたがこの小説版はちがいます。筆力にはまだ荒削りの部分がありますが、シナリオ秀逸さはアニメ版のそれとは段違いです。作者は原作をよく読み込んでるようで原作のテイストをいかしつつIFの展開には引き込まれます。コダマ、アコ、コモどれもホントに良かった。アコ編はマジで泣きました。あとダイチが…。 今後の期待を込めて星5つ。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
マンガ・エロティクス・エフ vol.51 (コミック)価格: 819円レビュー評価: 4.0 レビュー数:2 本誌に始終マイが連載されていたのは知っていましたが、単行本まで待とうと考え買っては居ませんでした。
ところが今回は鬼頭莫宏の特集(?)と言う事で思い切って買ってみましたよ。
内容的には下の方が書かれている通り中々の充実っぷりで、ぼくらののオフィシャルブックよりも濃い内容では無いかと思います。
作品年表なんかも載っており、ぼくらのとザ・ムーンの関係の真の理由等もあって興味深く
鬼頭莫宏個人の堀下げも深いと思うので、ファンなら買いでしょう。
個人的に今まで気になっていた青い花が連載されていると言う事で少し得した気分。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
「ぼくらの」オフィシャルブック (IKKI COMIX スペシャル)価格: 1,000円レビュー評価: 3.5 レビュー数:4 たいていは、どちらかを損ねる形の書籍になりそうだが
これは、アニメ、マンガ、その両方のファンが楽しめる作りになっている。
両方のストーリーを対比させ、アニメはこうだが、原作では違う。
みたいな考察もされている。
原作者の鬼頭先生の対談形式ながら
この作品に対しての思いも分かり
とても興味がもてる1冊だ。
惜しむらくは、巻末についている
アニメ第1話の絵コンテ全頁が
じっくりと見たいのに、縮小され過ぎていて
見たいのに、見る気が失せる ...さらに詳しい情報はコチラ |
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