萩尾望都 漫画全集           

  
萩尾望都のお勧めの商品をご紹介しています。






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スター・レッド (小学館文庫)
価格: 840円
レビュー評価:4.5 レビュー数:14
『バルバラ異界』を先に読了したのですが、そのルーツとなる物語のようです。
バルバラ異界も同様なのですが、ラストで未来への希望を見つつ、
その礎となった者たちの人生に読者は思いを馳せる。
その構成が、とても素晴らしい。そして切ない。
『A-A'』といい、どうしてこんなに切ない物語を描けるのか。
古い作品なのでセリフなどに少々違和感もありますが、それを差し引いても☆5つ。
SFの要素をたっぷりと楽しめて、人生まで考えさせられる、すばらしい作品です。
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スター・レッド (フラワーコミックススペシャル 萩尾望都パーフェクトセレクション 8)
価格: 1,680円
レビュー評価:5.0 レビュー数:4
この本にはじめて出会って、コミックの可能性を感じました。それはきっと、作者の構想力や描写力がなせる技なのでしょう。
描かれた時代から何年も経つにもかかわらず、例えば、未来図に色あせたものを感じさせないのは、作者の感性のすばらしさと思います。 
誰しも一度は夢想する超能力という力に対する考え方も、初めて知る新鮮さがありました。 
 是非、皆の支持を得て、もっともつと永く残って欲しい作品です。

                      Dec.07 '08
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あぶない丘の家 (小学館文庫)
価格: 840円
レビュー評価:5.0 レビュー数:4
さすが,ユーモア+SF+ストーリーの萩尾世界!単なるSFにとどまらず,奥行きのあるストーリー展開は彼女ならではの世界。「11人いる」よりもユーモア性に飛んでおり読後の創造力を読者が問われる。またNHKよりも先に「義経」に興味を持ち彼女ならではの意見!?を述べている。先見の明のある萩尾世界は,これからももっと広がりを見せると十分期待できる。その一冊です。
 特に最後は,壮大な終わり方。余韻にひたれながら,読後の自分の世界を構築できること間違いなし!!


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マージナル (2) (小学館文庫)
価格: 600円
レビュー評価:5.0 レビュー数:2
1巻のつまらなさがうそみたいに、急に展開が速く・奥深くなる2巻。
1巻は正直なところ、まだキャラクター構成が試行錯誤中だったのだろうか。

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マージナル (3) (小学館文庫)
価格: 610円
レビュー評価:4.5 レビュー数:5
マージナルの世界は、すべての設定が奇妙。最初はそれがわからず苦痛でしたが
いつのまにかマージナルの常識が「普通」に思わされてしまいました。見事!

内容は、著者が自分の内心でどうしても憎んでしまうものに対しての罪滅ぼし?と
いう感じがします。つまり 多くの「子捨て」「鬼母」の話を書いてきた彼女が
「でもそんなことばかり言っていてはいけない」なのか「自分の母親を許さないと
いけない」と思ったのかな?と思うような内容でした。母性が描かれている気がしました。

そして、それを書くためにはこれだけねじまが
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A-A’ (小学館文庫)
価格: 590円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
 一角獣種(といっても頭に角があるわけではなく頭に盛り上がった部分があり、そこの髪が赤い)のヒロイン、アディ(A)は未開の惑星プロキシマの研究中に事故死し、そのクローン(A')が再生されてコンピューター・プロデュースの仕事を続行する。アディのオリジナル(A)に恋していたレグはクローンにオリジナルに対するような愛情を抱けない、いや、抱いているのかもしれないが、レグとの記憶のないクローンに身を引き裂かれるような感情を抱いてしまわざるを得ない。
 クローン羊ドリーの誕生や、理論的に人のクローンを作ることが可能となってしまった現在、科学が抱える問題を作品化(=SF)すると言う野心的な作品である
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半神―短編傑作集 (フラワーコミックススペシャル 萩尾望都パーフェクトセレクション 9)
価格: 1,680円
レビュー評価:4.5 レビュー数:2
 この一冊に入っている短編はすべて持っているので、この本が出たとき買おうか買うまいかものすごく悩みました(スペースの関係で) でも買ってよかったです。何といってもまんがは絵だから、サイズが大きくなると感動が違うんですよね。どれ一つとっても筋金入りの傑作ばかり! それをこのサイズで読めるのがほんとに嬉しい!! 「もう持っているから」とは思わないで下さい。特に文庫はまんがじゃありません。まんがというのは、絵とストーリーが挨待つ総合芸術です。お話の筋が分かればいいというものではありません。まして萩尾さんの作品は中身が深いんだから。そういう意味で、このサイズで出版してくれた小学館に感謝します。
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海のアリア (1) (小学館文庫)
価格: 590円
レビュー評価:4.5 レビュー数:3
 題名からは想像も付かない展開の物語です。海は本当の海ばかりではなく、太古の海であり、果てしなく続く海であり、寄せては返す海であり、母なる海であり、生命の宝庫であり、よみがえりでもありました。1巻では、よみがえった命の在りようが、家族も知らない意外な一面を暴露しつつ、宇宙生命と合体して楽器となる不思議な過程を描いています。登場人物のそれぞれの個性は次巻で更に際立ちます。
 展開が純SFというよりも、ミステリーやホラーの要素を交えつつ、ちょっとコミカルな狂言的要素をも含んでいて、なおかつ華麗な絵柄を楽しめる一粒で何度でもおいしい作品となっています。
 心理学的に見ても様
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残酷な神が支配する (2) (小学館文庫)
価格: 610円
レビュー評価:4.0 レビュー数:1
「親による虐待とトラウマ、再生の物語」と聞いて全巻購入し読み始めましたが
重要なキーワードが抜けていたので、予想と大きく違いストーリーに入り込むまでに
時間がかかってしまいました。
虐待の内容には性的虐待が含まれているので、いわゆる言葉などでの虐待を考えていると
大きく違う内容です。また、その性的虐待も含めてですが、ほぼ同性愛でした。
虐待から非行に走り、そのからの救済を考える家族と本人と友人とがすべてはまるのが
同性愛。電車で読んでいたのですが、男性同士の裸のシーンが多く気恥ずかしかったです。
またいわゆる
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マージナル (1) (小学館文庫)
価格: 620円
レビュー評価:5.0 レビュー数:4
説明が少なく、伏線らしきものしかない1巻は正直おもしろくなかった。
SFはあまり好きではなかったし、途中でリタイアしようかとも思ったが
まさか萩尾望都さんがこのままでは終わらないだろう。。。と耐えてみたら
2巻の途中から話はダイナミックで奥のあるものに。

さすが・・・。

この内容がかなり昔に出ていたというのはすごい。
今は漫画家が昔より多いからあまり言われないが、もしも彼女があとひとまわり
上の世代だったらば、手塚治虫と同じれ別で扱われていたかもしれない。
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ローマへの道 (小学館文庫)
価格: 590円
レビュー評価:4.0 レビュー数:7
【バレエ】のストーリーを見たくてこの本を手に取ったらがっかりするかもしれません。
他にもバレエを主題にしている作品はたくさんありますし、きっと本人もバレエを
ある程度やってらっしゃるな、と思えるものもたくさんあります。

それではなくて、この本は萩尾さんのストーリーテラーとしての腕の光る 泣きの
お話を楽しむものです。途中「なんとベタな。。。」と思いましたが、どんでん返しがあり
「やはりこの人はそんな単純なものはつくらないんだな」とあらためて納得。

星を減らしたのは、バレエテーマじゃなくてもよか
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銀の三角 (白泉社文庫)
価格: 591円
レビュー評価:5.0 レビュー数:8
作者の世界はあまりにも深く、精神的・心理的造詣の深さ、パスワードのように繰り返し現れるイメージ・「輪廻転生」「タイムパラドックス」「無情感」
「モザイク」そして人間の深層心理。まだ表しきれない感じがありますが、このすべてを含有しているのが「銀の三角」では?

初めて読んだときから不思議に頭からはなれないフレーズ
「古代、葦の葉のしげるみどりの岸辺で・・・」
ここに集約している世界観が作者の内部にあるのでは。

ちなみに、「半神」のなかに「左ききのイザン」がありますが「銀の三角」とつながっている(?)か近い世界のお話です。

読後はとても長い映画をみたような既視感におそ
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