おぼっちゃまくん (2) (幻冬舎文庫)価格: 800円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 連載当時からのファンですが、文庫になったというので久々に読みました。 小林さんの最近の作品は『ゴーマニズム宣言』以外の作品も何かと思想的なものが多いのですが、本作品は純粋に楽しめるギャグマンガで肩の力を抜いて楽しめます。不景気な世の中ですが、読んでお金を使った気になってストレス解消している次第です♪ ...さらに詳しい情報はコチラ |
おぼっちゃまくん (8) (幻冬舎文庫)価格: 800円レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 下品でも素晴らしいくらい面白いっ!です。 私はアニメ版も大好きでしたが、このマンガの方も大好きです。 ただの下品マンガでわありませんっ。 茶魔が馬鹿丸出しで・・ だけど何気に可愛いトコもあって。 特に、この最終巻に載っている話は何度読んでも面白かったです。 こんな大金持ちな友達いたらイイなぁ・・なんて思ってしまいます。 続きが読みたいです・・ ...さらに詳しい情報はコチラ |
武士ズム~小林よしのりVS堀辺正史~価格: 1,365円レビュー評価: 4.5 レビュー数:3 小林さんの漫画は殆ど読んでないのだが、活字体には興味を覚える。
今回の本を一言で表わすなら日本人の持っていた「死の美学」あるいは「死の哲学」であろう。
武道が実は相手を殺すだけの「道」でなく、自分の「死」をも含有するモノでありそこから武士道が導きだされて来たと感じる。西洋における騎士道やノブレスオブリージュの考えにも相似性があるのかもしれないが、そこまで小生の教養が無いのが痛い。
自分の様な日本の歴史の流れにも疎い人間は、まさに自ら歴史を学ばなければと中年過ぎて思うのである。
天皇制、靖国、明治維新、尊王攘夷という言葉は知っていてもその言葉から ...さらに詳しい情報はコチラ |
おぼっちゃまくん (3) (幻冬舎文庫)価格: 800円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 よしりんって言うと今はゴー宣の教科書問題や、慰安婦問題のイメージがとっても強いと思いますが、おぼっちゃまくんってよしりんの本来のギャグセンスが炸裂していて、キョーレツに面白いです!!とにかく話が極端。ハンパじゃないからおもしろい。漫画読んでこんなに笑うことって絶対無いのに、人目はばからず笑ってしまいます。電車で読んだときは死にそうでした。だけどオチは泣ける話になっていることも多いんですよ・・・。愛情のたっぷりこもっている漫画です。品のないただのギャグマンガじゃないですよ。絶対にお薦めです。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
ゴーマニズム宣言差別論スペシャル価格: 1,470円レビュー評価: 4.5 レビュー数:19 作者が従来取り上げてきた「部落問題」、「自主規制」などの「差別問題」に関して纏めた集大成とも言える本。
まずは自身の子供の頃を振り返り、自身にも差別の心があった事を告白する出発点が好ましい。特に「Sくん」のエピソードは胸に迫るものがある。その体験の中で「差別意識=自身の優越感を得る手段」と喝破する展開は見事。それにしても、解放同盟の代表と直接会談するなどの勇気ある言論人がいるだろうか。それだけでも小林氏の言動は価値がある。「自主規制」別名「言葉狩り」の問題は、小林氏の職業に直接係るだけに熱が入る。「自主規制」という行為をする事自体が、「差別」の存在を明示しているとい ...さらに詳しい情報はコチラ |
遅咲きじじい 2 (2) (ビッグコミックススペシャル)価格: 1,000円レビュー評価: 4.0 レビュー数:4 発言もする作家なので、その二つの意味を考えたい。一つは「不条理系漫画はつまらないという命題に対する解答」もう一つは「権威なき時代のギャグ漫画という命題に対する解答」である。
前者の発言については、直接的ではなく、対談などで暗に匂わせる程度であり、後者については明言している。先ず前者から。
僕は、不条理漫画と小林よしのりのギャグ漫画に、そうは差は無いと思っている。不条理漫画はネタ優先であり、小林よしのりのようなギャグ漫画(ストーリーギャグ)は、物語優先である。そして不条理漫画も、ネタを繋げていくためにストーリーを利用するし、ストーリーギャグも ...さらに詳しい情報はコチラ |
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ゴーマニズム宣言SPECIAL よしりん戦記価格: 1,680円レビュー評価: 4.5 レビュー数:18 巻頭のスペシャル描き下ろしではおぼっちゃまくんとよしりんの共演が見られてファンにはたまりません。
これまでのゴー宣の中からベスト30が収録されており、他にも対談やよしりん企画のスタッフ図鑑などたくさんの企画も収録されています。
現在でこそよしりんは「言論者」という一面がかなりフォーカスされていますが、この本では「ギャグ漫画家」としてのよしりんのセンスがかなり楽しめます。
この本を読んでみて、共感したら他のゴー宣を読んでみるというきっかけを与えてくれる本だと思います。
装丁もゴー宣シリーズの ...さらに詳しい情報はコチラ |
挑戦的平和論―ゴーマニズム宣言EXTRA (上巻)価格: 945円レビュー評価: 5.0 レビュー数:53 当時散発的にイラク報道がされていた。主に米国側だけの「正しい」という主張をそのまま垂れ流した放送だ。世界中誰の目にも「石油が目的」の戦争であるのは明らかで、それを承知しながら仕方ないかと諦観していた。
この本の中に、今はもう無くなってしまった国(政権)、当時のイラク側の情況が簡潔に描かれている。
途中思わず少し目が潤んだ。なぜなら当時イラクが置かれていた状況は、戦前の大日本帝国にダブるからだ。様々な悪意に囲まれ、外交にも失敗し、米国にひたすら追い込まれていったかつての祖国に。しかもサダム・フセイン大統領は戦争を回避するため屈辱的な「ハル・ノ ...さらに詳しい情報はコチラ |
新ゴーマニズム宣言〈13〉砂塵に舞う大義 (小学館文庫)価格: 590円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 本書は2002年から2004年頃まででイラク戦争中心の内容になっています。
未だに混迷の色が深いイラクですが、本書を読むと「なるべくしてなった状態」であると再び実感させられます。
「大量破壊兵器の排除」という「大義」の名を借りた、「自由」「平等」「民主」のアメリカ的価値観の押し付けこそがまさに「ゴーマン」なのだと感じました。
イラク問題はまだ終わっていないため、今読んでも全く色あせない内容です。
また本書では前秘書の金森嬢から現秘書の岸端みなちゃんへとシフトする際のエピソードも見られます。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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