アイドル万華鏡価格: 1,260円レビュー評価: 4.0 レビュー数:4 辛酸なめ子(SN)を語る時、どうしても夭逝したナンシー関(NS)のことが頭をかすめる。「まだまだ死ぬべき人ではなかった」というナンシー関への熱い思いが、どうしても辛酸なめ子に対する比較的視線、あるいは期待過剰を生んでしまうのだ。辛酸なめ子にとってはこの上なく迷惑なことだろうが。
両者とも人物批評の才を持ちながら、その資質は対極的とも言える。ナンシー関の「アッパー」「乾」「理」「客観」「精巧な消しゴム版画」に対し、辛酸なめ子は「ダウナー」「湿」「情」「主観」「へたうまイラスト」。もっとも異なるのはナンシーがその巨体風貌により性差や美醜を超越していたのに対し、辛酸はその「女性」性 ...さらに詳しい情報はコチラ |
処女☆伝説―オール・アバウト辛酸なめ子 (洋泉社MOOK)価格: 1,050円レビュー評価: 5.0 レビュー数:3 めちゃめちゃ面白いです。
最初の辛酸さんの生い立ちから読みごたえあります。
中高一環お嬢様学校で培われた独特の視点や文章力、才能・・。
でも運のよさが感じられました。
(年表の下の世間の出来事に、サーヤの学習院入学等
サーヤの動向が全部織り込まれているのもツボでした)
サーヤをソウルメイトとして尊敬してやまないそうですが
宮内庁からクレームが来なかったんだろうかと心配になったほど
やばい漫画がありましたが・・。(千年王国にも)
確かにサーヤのビジュアルやファッションセンス ...さらに詳しい情報はコチラ |
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アートの仕事 太陽レクチャー・ブック004価格: 1,890円レビュー評価: 4.5 レビュー数:2 会田誠さん・都築響一さん・小谷元彦さんのファンで、小林孝亘さん・グルーヴィジョンズ・八谷和彦さんも気になるので読んでみました。
本の内容はアーティストやギャラリストのインタビュー集ですが、取り上げる分野は幅広くバランスと人選が良い、インタビューは作家の個性を引き出しているし、「作品を買うほどでもないけれど、ちょっと気になる」作家も載っていてお買い得だし、ギャラリストの話を聞く(読む)ことはあまり無いので勉強になりました。
会田誠さんは、行き当たりばったり破れ被れの自分を客観的によく知っていて、私の中での好感度が大幅に上がりました。イン ...さらに詳しい情報はコチラ |
憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言 (岩波ブックレット657)価格: 500円レビュー評価: 3.0 レビュー数:67 日本ではどういう訳か戦争に備えることばかり議論されてしまうが、現実の国際社会では「平和に備える」ことも重要で、
それに失敗した(失敗させられた)国や地域が悲惨な目をみている(すべてが「自己責任」と言うわけではないが)。
本書の中にはそのことに対する直接・間接の発言もかなり多く、それぞれの人生経験に裏打ちされた独自の観点からの
提言は、一つずつなかなか含蓄に富んでいる。
題名があまりに直裁的でいただけないので★を減点したが、良い本だと思った。
それにしても多くのレビューを読んでみて、単純平和思想に染まってい ...さらに詳しい情報はコチラ |
辛酸なめ子のセレブドリル価格: 1,000円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 セレブになるためのドリルです
初級、中級、上級とドリルをこなしていくと効率よくセレブになれる仕掛けになってます
はじめはウソじゃないかと疑っていました
でも日々コツコツとドリルをこなしてわかりました
このドリルをきちんとこなせば誰でもセレブになれます
僕もセレブになれたんです! ...さらに詳しい情報はコチラ |
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辛酸なめ子の千年王国価格: 1,050円レビュー評価: 3.5 レビュー数:2 辛酸なめ子の世界観をのぞくには
ちょうどいいような一冊
まだ読んだことがない人の為に
この本には非常にまぶしくスイーツな物語が展開されていると
書いておきましょう。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
癒しのチャペル価格: 1,365円レビュー評価: 4.5 レビュー数:3 ものすごくおもしろいです。これは。 ナンシー関さん亡きあと、彼女が辛口コラム(?) 女王ではないでしょうか? あいだみつおや天皇ご一家、そして障害者ボランティア・・ など、現代日本ではアンタッチャブルとされている聖域に 数多く、埋められているであろう地雷を踏まずに、笑いを持ち帰り 自分も生還できるなんて。 こんな芸当、なめ子しかできないのでは? ...さらに詳しい情報はコチラ |
「新」訳 星の王子さま価格: 1,575円レビュー評価: 3.5 レビュー数:3 最初に読み始めたときは、奇をてらって現代の若者言葉に訳されているだけのような?という気がしていたのですが、だんだんに惹きこまれて行きました。
ラストシーンで主人公が王子様に「君と離れたくないんだ」と懇願するシーンはグッときましたね。何よりこの物語を読み返すきっかけになって良かった。
でも挿絵はやはり原著に勝るものナシですね。☆マイナス2つです。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
おでかけセレビッチ―ヨコモレ通信〈2〉 (ヨコモレ通信 (2))価格: 1,450円レビュー評価: 4.5 レビュー数:7 連載エッセイで書かれたイベントや流行るかも?なスポットのレポートなので、今は無いものについてかかれてたりする。(もちろんイベントはそのとき限りなわけだし)
レトロフューチャーな不思議な懐かしさを感じてしまうのはそんな儚いものを扱ってるからかもしれない。
街を歩くとき鞄に突っ込んでおいて、ポッカリ時間が空いたときそこで何かがあったかも?と頁を捲ってみるのも一興かと。
ちょっと醒めた視線の文体が心地よいです。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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