花の都に捧げる (あすかコミックス)価格:
398円レビュー評価:
5.0 レビュー数:1
歴史や美術史のテキストに必ず出てくるロレンツォとサヴォナローラの物語。
この二人の時代はフィレンツェ史の大きな転換点だったのだが、事実だけを述べるテキストではなかなか理解できなかったものが、この作品でその時代の景色(人物、風俗等含めて)を見ることでとても身近に感じることができた。
もちろんこの作品が事実である、というわけではないが、「こういう解釈もありかな」と思える魅力ある作品だった。
この作者は力ある人の孤独を描くのに長けている人だといつも感じる。
いつも時代も人間とは変わらないものなのだ、きっと。
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