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天才柳沢教授の生活 (19) (モーニングKC (1256))価格: 490円レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 「癒し系」(あまりこの言葉は好きではないが)とされる本シリーズだが、本巻からスタートする「柳沢青年の戦後史」ともいうべき新章は、これまでの「柳沢教授」とはある意味全くの一線を画している。別の物語といっても良い。 これまでにも「外伝」的に、教授の若かりし頃の逸話がいくつか描かれてきたが、それらとも異なるものである。 天才故に、自分自身だけでなく周りの人や出来事を辛らつなまでに冷静に観察・分析するため、傍からはややもすると「冷徹」と受け止められたであろう青年期の柳沢に、いかにして今日の「教授」のような「温かみ」が生まれたのかを、戦後の混迷した社会風景とともにじっくりと描いている(既に23 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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天才柳沢教授の癒セラピィ価格: 1,470円レビュー評価: 4.5 レビュー数:3 心理療法の実践家らしい視点から、天才柳沢教授の心理や彼が他の人におよぼす影響のことが分析されています。この本によると、柳沢教授自身がとてもすぐれたサイコセラピストだということで、それはたしかにマンガを読んでいると納得しますね。でも、なぜ教授によって他の人が癒されたり、動かされたりするのかがこの本を読むまでよくわからなかったのですが、読んだら確かに、ああ、そうだっという感じでよくわかります。タイトルに「癒」とかあるけど、中身はちゃちくなく読みやすいけど鋭い観点が多くて面白かったです。柳沢教授のほかの話もまた読んでみようという気になりました ...さらに詳しい情報はコチラ |
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天才柳沢教授の生活 (17) (モーニングKC (1229))価格: 480円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 柳沢教授は、一見、融通の利かない頑固な大学教授と見受ける。交通規則を遵守し、9時には眠りについてしまう。往々にして、教授の周りの人々は窮屈な思いをしているのである。この巻ののっけでは、若かりし奥さんの運転をことごとく注意し、ドライブをムードの無いものにしている。数十年経って、教授の家に車が来た時に、再び、奥さんと教授の同じやり取りが繰り返される。しかも奥さんは数十年間ペーパードライバーというハンデまでしょってのドライブだ。教授は交通規則遵守、奥さんはそんな事は些細なことというズレ。しかし、柳沢教授は自分の限界ギリギリのところで余裕があるのだ。 柳沢教授という人は、知識が豊富で、理屈っぽい ...さらに詳しい情報はコチラ |
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天才柳沢教授の生活 (4) (講談社漫画文庫)価格: 683円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 このマンガは、読みい終わった後、清清しい
一輪の風が心をなでてくれる、そんな読後感を与えてくれます。
主人公は大学の経済学部教授。夜9時には絶対に寝る。
たとえ路上であっても。そんな律儀な教授だけど、
どんな人とも、まっすぐに向き合います。
決して目を逸らさないでその人を見つめます。
その視線のまっすぐさに心に後ろめたいことがある人は
逃げます。でも教授の視線には愛情があります。
それに気付いて教授に戻ってきます。そして何かを悟るんですね。
教授は何も言わない。でも人の心に清清しい風を ...さらに詳しい情報はコチラ |
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