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H2 【コミックセット】価格: 300円レビュー評価: 4.5 レビュー数:4 すごく熱くて、切ない青春のお話。比呂とひかりが抱き合うシーンでは思わず涙が・・・(笑)最後があやふやな感じでしたが、読み終えてから自分なりの解釈をするのも面白いと思います。あだちワールドにはまるきっかけになった作品です。
最後すっきりしなかった人には、同じあだち先生による「みゆき」を読むことをお勧めします! ...さらに詳しい情報はコチラ |
みゆき (7) (小学館文庫)価格: 610円レビュー評価: 5.0 レビュー数:3 『タッチ』に比べて軽めのイメージがあった『みゆき』ですが、この最終巻は涙なしでは読めません。
お互いの幸せのためにいい兄でいようとする真人と、いい妹でいようとするみゆき。
血のつながらない兄を愛するみゆきの気持ちが随所に表れるこの巻は、読んでいて思わず涙するほど切ないです。
真人の部屋を掃除しながら、置いてあるバットを見て、小さい頃、2人で遊んだことを思い出すシーン。
出かける真人に渡そうとしたお弁当を、とっさに後ろに隠すシーン。
座椅子に腰かけて眠っている兄の足 ...さらに詳しい情報はコチラ |
クロスゲーム 7 (7) (少年サンデーコミックス)価格: 410円レビュー評価: 4.0 レビュー数:8 内部抗争ともいえる一軍組対プレハブ組の試合も終り、物語は新たな局面へ。
東だけが光のピッチングにほれ込み、居候というかたちで残ることになる。
東という当代きってのスラッガーを味方につけた光たち。彼は四番打者としても一流なのだけれども、ストーリーにおいても、
光と青葉の関係の重要な導き手となろうとしている。彼自身にはその気はないのだけれど、彼の何気ないコメントがどんどん
若葉と2人の関係性に明かりを当てていくことになるのだ。
思ったことを躊躇せず言う彼の性格からなのか、光に発する東の言葉は物事の確信をどんどんついていく。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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クロスゲーム (6) (少年サンデーコミックス)価格: 410円レビュー評価: 4.5 レビュー数:3 この六巻で東の兄ちゃん登場。そのあまりにも明るいキャラ設定と、東の練習をのぞきに来たときにボールを握った瞬間見せた表情のギャップからして「きっと何かが、何かが隠されているぅっ!!」とあだち充ファンは思わずに入れないのではあるが、この巻ではおあずけ。
この六巻では、死んだ若葉を未だに「ワカちゃん」と慕って止まない青葉の人物像が明らかになってくる。あだちマンガに限らず、同性である姉をここまで慕う少女像はあまり見ない。
死んだはずの若葉は、心残りという形で光たちの中で生きている。突然の死なんだから、しかたないのだけれど、心残りはどうしても生まれる ...さらに詳しい情報はコチラ |
クロスゲーム (4) (少年サンデーコミックス)価格: 410円レビュー評価: 5.0 レビュー数:3 3巻からの流れで、ついに一軍vsプレハブ組の対戦が始まる。この一軍vsプレハブ組という対立項は、ただの優等生対劣等生というものではない。それは「高校野球を利用する輩」と「高校野球が好きなやつら」の対立だ。
あだち充独特の試合の「語り」は、不思議と何度読んでも飽きない。どこぞのマンガみたいに、「打者の寸前で消えた!」や「投げると選手生命が絶たれる!」といった超自然的な魔球が出てこないのにもかかわらずだ。それはおそらく、彼のマンガにおける試合シーンが、勝つか負けるかという次元をこえて人間関係を密接に絡ませた構造になっているからではないだろうか。それは森田まさのりの「ルー ...さらに詳しい情報はコチラ |
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H2 (34) (少年サンデーコミックス)価格: 410円レビュー評価: 5.0 レビュー数:3 かつて連載時ちょくちょく読んでいたのですが、結局ラストどうなったか知らず、1巻から全部
読み直しましたが、・・・ラストは思いっきり予想外の展開でした。
途中まで、何故ひかりと比呂はくっつかないんだろうか?という疑問ばかりの展開、ひかりも
比呂も、無理しているのが見え見えなのですが(特にひかり)、しかし、ひかりのお母さんの死と、
英雄の「もう一度、選べ」発言で、ストーリーは急展開を迎えます。
もともとあだち充先生の作品は、セリフより、表情や背景で、その登場人物の気持ちを表す傾向に
ありますが、この作品は特にそ ...さらに詳しい情報はコチラ |