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ヨシボーの犯罪 (小学館叢書―つげ義春作品集)価格: 1,223円レビュー評価: 3.0 レビュー数:1 ごく初期の「ある一夜」('58)から'84の「ある無名作家」まで、かなり長期間にまたがる比較的マイナーなつげ作品を収録。「暗さ」という底流は共通しているものの、画風は時代毎に全く変化している。手塚治虫風の「ある一夜」、水木しげる風の「蟻地獄」、白土三平風の「女忍」、現代風俗漫画風の「なぜ殺らなかった」、SF作品「ねずみ」など到底同じ漫画家の作品とは思えない程だ。中盤の「庶民御宿」('75)以降はあの独特の「つげワールド」が出てきて「待ってました!」と感じた。個人的にはやはり最近作(?)の「少年」「近所の景色」「ある無名作家」あたりの作風が最も好みである。 つげ作品集の編集は時代別に ...さらに詳しい情報はコチラ |
つげ義春全集 (2)価格: 1,995円レビュー評価: 4.0 レビュー数:1 貸本時代の作品ですが、いわゆる「つげ」らしさが 其処此処に出ていて、初期とはいえ、なかなか面白く 読み終えました。 ちばてつやのタッチを真似たという“ノンコと甚六シリーズ” はさっぱりダメですが、それ以外の漫画は余韻を残すものも あります。 『なぜ殺らなかった』なんて、タイトルだけ見ても暗すぎる。 そして、中身はやはり、本当に暗い。当時問題になっていた、 ダンプ事件を題材に、人間の浅はかさを浮き彫りにしているの だけれど、こんなのを誰好んで読もうとするのだろうという気も する。(つげ義春らしくて、ボクはこういうの大好きですが。。) ...さらに詳しい情報はコチラ
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つげ義春作品集 (ニチブンコミックス)価格: 1,223円レビュー評価: 4.0 レビュー数:1 ヤミ米、PR誌、石、中古カメラ…、
河原の朝鮮人、貸本屋、古本屋…、
事実かどうかは別として、
作者の半生・仕事歴の記録のような漫画。
003.隣の女
041.散歩の日々
065.少年
087.ある無名作家
123.近所の景色
147.池袋百点会
183.石を売る
217.無能の人
259.鳥師
295.探石行
325.カメラを売る
361.蒸発
(全398頁) ...さらに詳しい情報はコチラ |
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つげ義春全集 (3)価格: 2,018円レビュー評価: 5.0 レビュー数:1 3巻目から、加速度的に作品は面白くなっています。 つげ義春は、「ネジ式」や「無能の人」など、どこか シュールな感じの漫画で評価を高めていますが、これら 時代物についても、普通に面白くて楽しめます。 やはり、この人、才能あります。 どの作品も、「えっ? そういう終わり方なの?」って 思ってもみなかった展開、ラストシーンを迎えます。 特に『鬼面石』にはびっくりしました。始終暗くて、 やはり救われません。そこが魅力です。 ...さらに詳しい情報はコチラ |
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